「あいちトリエンナーレ」の「表現の不自由展」の公開中止がやはりショックで、ツイッターとかヤフーのニュースとかいろいろとみて回るのだけれども、あまりに今の日本に「嫌韓」色の濃厚なことにおどろき、そしてあきれ果ててしまう。これではまるで「開戦前夜」だ。
ずっと、今の日本の進路には危険なものを感じていて、「どうなってしまうのか」と案じていたのだけれども、ここまで急速に右傾化し、全体主義化してしまうとは思っていなかった。これはもう、坂道を転げ落ちる岩のようなものではないのか。恐ろしいのは、政府、政権側が表立ってこの路線を突き進むことよりも、多くの国民が先回りして韓国を攻撃したりしていること。もちろんこのことにはテレビなどメディアの反動的なフォローもあるわけだけれども。このままでは「日本」はとんでもない国になりそうだ。
今朝は勤め先の近くでスズメをみた。ちょうどわたしの見上げる位置にとまっていて、新しいデジカメのズーム機能がフルに活かせた。ちょっと「太った天使」という感じで、愛らしい。
今日から、「＜カフカ全集＞を通して全部読むぞ！」という気もちでまずは『城』を読み始め、並行してシャーリイ・ジャクスンの『山荘綺談』も読み始めた。『城』は難儀だ。
