ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-09-30(Mon)

 突然に、三鷹のSCOOLで、「あいちトリエンナーレ補助金不交付に抗議する緊急集会」というのがこの日と明日とに開催されることになった。この日は夜にまた文化庁前でも「抗議集会」が開かれるようで、どっちも気になるのだけれども、やはり知っているダンサーらがパフォーマンスをやるという三鷹の集会の方に行くことにした。そうすると、ひょっとしたら集会のあとに「飲み会」になだれ込むやも知れないし、どちらにしても終わったあとに帰宅時間はずいぶんと遅くなるだろうし、そうすると明朝がキツい。そこはせっかく「有給制度」というのがあるわけだから、明日は有給をいただいて休んでしまおうと考え、会社にそのように伝えて承認を得た。これで気もちもゆったりした。

 いちど仕事から帰宅して、「今日は先日のように<間に合わない>ということにならないように」と、ちょっと早めに家を出た。それで、わたしは<開演>は7時からと思い込んでしまっていて、「では<開場>は6時半だろう」と、時間通りに会場に到着したのだが、ドアを開けてみるとまだ仕込みの真っ最中で、なんと開演は7時半で開場は7時だという。また、まちがえちゃったよ。
 駅に戻ったりしてちょっと店を覗いたりしているとすぐに30分ぐらいは経ってしまうもので、7時になって会場に戻る。それでもわたしが一番乗りだ。

 開始されたイヴェントのパフォーマンスは、あとでまた書くけれども演劇関係の参加者も多く、わたしのまるで知らない方々の出番がつづく。いつもはこのスペースでダンス関係のイヴェントばかりを観ていたわたしとしては、そういった<原初的>パフォーマンスに結果として感じ入るところも多く、考えることの多いイヴェントだった。
 とちゅうのパフォーマンスで観客を交えた<討論>になる雰囲気だったが、「それはいちどすべて終えてから」との主催者のコメントがあり、9時半をまわったあたりでいちど終えて、そのあとに<討論>という展開になるようだった。
 わたしとしては<討論>を聴いて帰ると相当に遅くなってしまいそうなので、残念だけれどもそこで<途中退席>することにした。

 帰りに小腹もすいたし、「ちょっと一杯」みたいな気分で、近くの「日高屋」に寄って、「生ビール」+「イカ揚げ」+「ポテトフライ」。ポテトフライがけっこうヴォリュームあって腹ふくれる。「ビールをもう一杯飲もうか」という空気ではあったが、そこは自制。これで770円。「ちょっと一杯」なら安いだろう。しかし、「日高屋」の「イカ揚げ」は、店舗によって量がちがうな、などと思う。この店は自宅駅近くの「日高屋」でのよりも分量が多い。

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 帰宅するともう12時に近かった。テレビをつけてみると、明日から「消費税」が増税されるということにあわせて、NHKのニュースで中継報道していた。コンビニにカメラを据えて中継しているのだが、客はいない。しかしアナウンサーの声は上ずっていて、「ついにもうじき消費税が上がります!」と、お祭り気分だ。まるで新年を迎えるカウントダウン、元号が「令和」になったときのお祭り騒ぎの再現だ。NHKはほんとうにどうしようもないテレビ局になってしまったな、などと思いながら寝るのだった。