ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-03-09(Sat)

 土曜日。休み。今日は気温も上がり晴天の一日になるという。明日にはまたまた雨になるというから一日を有効に使いたいものだと思い、「図書館へ行こうか」などと考えたりもした。昨日、本屋とかを見てまわって、ブルース・チャトウィンの『パタゴニア』という面白い本があったではないかと思い出し(むかしいちど読んだ本かも知れない)、また読みたくなったし、クノップフ関係でジョセファン・ペラダンとかスタニスラス・ド・ガイダなどという名まえにまためぐりあったこともあり、澁澤龍彦の『悪魔のいる文学史』も読み返したくなってしまったのだ。
 昨日からはハイスミスリプリーシリーズで『リプリーをまねた少年』を読み始め、やはりこれもとても面白そう。シュティルナーも放置してあるし、読みたい本がいっぱいだ。どんな本も、映画みたいにせいぜい2時間熱中したら読み終えるようだと楽なのにと思う。
 ところが、有効に使おうと思っていたこの日いちにち、昼前に本を読んでいたら案の定寝てしまい、目覚めてみたらもう午後の3時を過ぎていた。目覚めても頭はぼんやりしていて、「今日はもうダメっぽ」という感じ。ニェネントはわたしの顔を見て「メシくれ〜」と騒いでいるし、わたしだってメシ食いたい。
 なんか「エビピラフ」とか食べたいと思い、ローソン100に買いに行く。最近はすっかり、この店の<常連>である。
 帰宅してニェネントくんに夕食を出し、わたしは買って帰った冷凍のエビピラフを炒めて食べる。このところフライパンがダメになって、やたらこげつくようになってしまった。先日、火をつけっぱなしでしばらく放置してしまうという事件を起こしたもので、大きなダメージを受けてしまったのだろう。再生の道はあるのだろうか?

 食事のあとはテレビで「ブラタモリ」をみる。今日は徳島の「阿波踊り」。こういうテーマだとタモリの「うんちく」もあまり発揮されず、つまり、面白く見た。阿波踊りの音楽が、徳島の「藍」商人が日本中で聴いた音楽を徳島に持ち帰り、そこでリミックス感覚で再生して生まれた、というのはとても面白かった。いちおうわたしの父は徳島出身で、ま、わたしの中には多少は徳島の血が流れている。