ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-03-03(Sun)

 洗濯物がたまっていたので、昨日は午前中と午後と2回洗濯をした。天気もよかったので、外に干した午前中の洗濯物は午後には乾いていた。午後の洗濯も外に干したが、日曜は雨になるという。朝起きたら室内に取り入れよう。

 今日はめずらしくも7時半まで寝ていた。10時間ぐらい寝てしまったような気がするのだが、11時ごろからまた、2時間近く寝てしまった。さらに、2時ごろから5時ごろまでまた眠ってしまう。これは、ちょっと異常ではないかと思う。
 外は雨になっていた。明日の朝もまだ雨が残っているだろうという。傘が壊れてしまったので、新しい傘を買いたい。100円ビニール傘でもいいのだけれども、やはり電車に乗るときにバッグにしまえる「折りたたみ傘」がいい。夕食をどうするかということもあるので、となりの柏駅まで買い物に出かけた。スーパーへ行き、「紳士用品売り場」で折りたたみ傘を見てみると、2000円から3000円もする。1500円ぐらいだったら買ってもいいと思っていたのだが、高い。つまり、200円の傘なら10本買える。200円の傘でも1年は持つから、2000円なら10年分の傘を買えるのだ。そして、2000円の傘だからといって10年の耐久性があるとは思えない。やはり100円ショップで安い折りたたみ傘を買うことにした。
 夕食用に、このスーパーのなら安くておいしい「天ぷらの盛り合わせ」を買おうと思ったのだが、前まであった298円のセットがなくなっていて、398円のセットになっていた。エビが2本になり、タマゴとちくわとかが入っている。わたしひとり用には前の298円のでちょうどよかったのだけれども、残念だ。では明日にいくらか残しておいて、明日の昼は天ぷらそばにしようと思いつき、買って帰った。
 帰りに100円ショップに寄り、今までの200円のではなく、ワンランク上の300円の折りたたみ傘を買った。明日からがんばって、300円以上の価値をわたしに見せてほしい。
 帰宅してまだいっぱい残っているダイコンをおろして添え、天ぷらで夕食。するとニェネントが寄ってきてにゃあにゃあとなく。あなた、あなたは天ぷらは食べられませんよと無視していたのだが、いつまでもにゃあにゃあやっているので「待てよ?」と思ったら、ニェネントの夕食を出すのを忘れていたのだった。ごめんごめん。

 今日は、クノップフの国内展の図録の解説を読んでいた(それでとちゅうで寝てしまったのだが)。初期のクノップフは、あのジョセファン・ペラダンとの関係があったようで、証拠は残っていないけれども「薔薇十字会」のメンバーだったらしいと。
 クノップフの作品に「神秘主義」の香りは濃厚なのだけれども、その作家スタートの時点で、ジョセファン・ペラダンなどという、一種まがまがしい人物とのコンタクトがあったわけだったのか。クノップフはその後そのようなエグい思想から距離を取り、一種「清浄な神秘主義」という独自の表現をあらわすことになる。まだ全部読んでいないけれども、わたしはあまりにクノップフのことを知らないのだという思いに囚われる。

 先日、ヴェンダースの「アメリカの友人」を観ようと思ったのを途中でやめていたのだが、「たしかウチにはパトリシア・ハイスミスの原作があるのではなかったか」と押し入れの中に置いた文庫本の棚を探したら、ちゃんと出て来た。わたしはハイスミスの文庫本はたいてい持っているが、まだ読んでいないものもけっこうあり、この「アメリカの友人」もそんな一冊だ。明日からは通勤電車の中でこの「アメリカの友人」を読み、読み終えたところでヴェンダースの映画を観ようと思う。