ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-02-23(Sat)

 注文していたモノクロのプリンターが届いた。このプリンターをいっしょに活用する予定の小曽根氏もウチに来て、すぐにテストするつもりでいたのだが、届いてみると起動ソフトウェアCDディスクがついていて、つまりそのCDを読み込まなければならない。わたしはこういうのはきっと、そのメーカーのHPからダウンロードすればいいのだろうと思っていただけに、予定が狂った。この新しいノートパソコンにはCD/DVDプレーヤーはついていないので、外付けのプレーヤーがないと読み込めない。
 わたしは以前そういう外付けのCD/DVDプレーヤーを購入していたはずで、どこかに放り込んであったはず。それが、探しても見つからない。どうも転居のときに処分してしまったのか、そんなに大きな物体ではないので、どこに紛れ込んでしまったのかわからないのだ。小曽根氏はあきれて「何をやっているんだ」という感じ。探しても「無いものは無い」わけで、どうしようもない。せっかく小曽根氏に来てもらったのに、これでは申しわけが立たない。
 ま、前に買ったCD/DVDプレーヤーは、電源供給がうまく行かずにトラブってしまった記憶もあるし、今見つかってもスムースに作業が進まなかった可能性もあるではないかと、勝手なことを考える。Amazonでみれば、2000円ちょっとで機能的にも優れているらしいものが買えるわけで、「これをすぐに買って、プリンター使えるようにするからもうちょっと待って!」と小曽根氏に納得してもらい、近所の中華屋で夕飯をごちそうして堪忍してもらいながら、今後の方策を相談し合うのだった。

 小曽根氏と別れ、わたしは帰宅して「まいったな」とテレビをみてごまかす。「ブラタモリ」はパリに出張で、パリの街生成のおおもととなった地下の石灰岩の話など。面白し。その「ブラタモリ」のあとはビートたけしがナビゲーターをやる「映像で見る世界史」みたいな番組をみるのだが、この番組は先週もみていて思ったのだが、ビートたけしはもうほとんど認知症というか、まるで切れ味のあるコメントを語ることが出来ないでいる(最近は彼のヘイト発言も問題になっているし)。これでは単に関原(足立区のたけしの出身地で、わたしもこの近くで中学〜高校と生活していたのだが、ヤンキーの発祥地のひとつだ)のヤバいおっさんでしかない。というか、この姿は晩年の岡本太郎と相似形ではないのか。番組としてはかろうじてYOUのコメントで持っているという感じだったが、こんなに、ひとりのタレントが劣化していくのを目の当たりにすることもあまりないと思う。これに比べると、やはりタモリは「一日の長」というか、「一日」ではすまない才がある。人は生き続けても、「生き恥」をさらすようになってはいけない。