ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-02-18(Mon)

 月曜日。今日からまた仕事。まだ外は真っ暗な時間に駅に向かうのだけれども、歩いて行く先の国道のあたりに、真っ黄色な、大きく丸く光る看板のようなものが見えた。ちょうどその明るさも看板などの照明の明るさに見えて、「こんなところにあんな看板があっただろうか?」と疑問に思ったのだが、道を進んで行くと、それが地平線すれすれのところにいる、ほとんど満月に近い「月」なのだとわかった。たしかにきのうだかおとといだかに、「またスーパームーンが観られる」みたいなニュース記事を見ていたことも思い出し、「なるほど」と納得するのだった。
 しかしたしかに大きく見える月で、しかも地平線に近いということで、とても「特別」な月に思えた。ケータイで写真も撮ってみたけれども、ケータイのカメラ機能ではうまく撮影出来なかった。

 そのケータイが壊れた。わたしのケータイはつまり「ガラケー」で、折りたたみ式になっているのだけれども、その折りたたみのスプリングがダメになったというか、きっちりと折りたためずにブラブラになってしまった。まあ携帯電話としての機能には異常はなく、ネットも閲覧出来たりするのだけれども、「やはり修理しておこうか」と思って保証書とか取り出してみると、もう購入してから一年以上経っているわけだし、保証期間は一年間。ここで修理してもらうか新しいのに買い替えるか、それともあと半年ほど我慢してケータイ屋の「契約二年しばり」から外れるまで待つか。とにかくはサービスショップに相談するしかないだろう。

 しかし、先週はロブ=グリエの映画を6本続けて観たり、ARICAの横浜公演を観に行ったりしたし、それまでも毎週のように週末ごとに知人らと飲んでいたわけで、ふところ具合が寒い。今週からはまた小曽根氏との共同作業も再スタートさせる予定だし、そのためにプリンターも買いたいと思っているし、先日はこの住処の2年契約の再契約でかなりの出費になったばかり。ここでケータイに金を取られるのはイヤだというのが正直なところ。

 今日のニュースをみていたら、政府は「70歳の就労」を義務化することを検討しているということ。‥‥何か、国家として<発狂>しているのではないかと思う。そもそもが今の低年金額では年金だけでは生活が成り立たないから就業先を探しているのが今の老齢者。それで見つけた就労先も、賃金は<最低賃金>レベルでしかない。そのあたりの賃金面で「60歳代からの継続」であればいくらか納得するところもあるが、現状はまずは60歳とか65歳とかで一回「お払い箱」にして、そのあと別口で「最低賃金」で働きやがれ!といっている。それで、70過ぎたら「今度こそ<お払い箱>ね」と追い出され、「あの〜、年金だけでは生活して行けないんですけど」ということなら、「じゃあさっさと死ねよ!」というのが今の日本だ。
 いいだろう。わたしは、その<地獄>から抜け出してやろうではないか。それはニェネントのためでもある。

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