ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-03-31(Sun)

 昨日も暖かい日だったが、今日はそれ以上。東京では都心でも最高気温28℃になり、3月としては観測史上最高の気温になったという。28℃とかいうのであればもう、半袖Tシャツだけで外出もОKだろう。これからまた、例年よりも高い気温の日がつづくようになるのだろうか。「これで桜の開花期間が短くなるかも」という報道もあった。

 わたしは午前中に北のスーパーに買い物に出かけたが、そのときはそこまでに「暑い」とかいう感覚もなかったが。
 北のスーパーへの道には桜の木は生えていないけれども、きれいな大きい梅の木が庭にある家があって、その梅の木がほとんど満開になっていた。見事な姿だ。
 この木は1本の木に白と赤の花がいっしょに咲く木で、「源平咲き」というらしい。

     

 昨日、「下山事件」の特集テレビ番組を中途半端に見てしまったもので、今日はネットで関係記事を読んだり、YouTubeの動画を見たりした。やはり昨日のNHKのスペシャル番組は新しい資料を発掘し、その資料を盛り込んでの内容になっていたらしい。それは主に「ソ連の諜報員」と名乗った「李中煥」に関しての資料だったらしい。
 今日わたしが見たり読んだりした資料にも、その「李中煥」の名前はまるで登場しなかったが、ただ読売新聞の「下山事件の謎」という相当長い記事の中に、事件の前の7月2日に銀座の韓国代表部に「情報屋」の李中煥という男があらわれ、「下山国鉄総裁を列車で轢かせる殺人計画が進められています。殺しておいて自殺にみせかけるのです。」と語ったという。これは矢田喜美雄の『謀殺 下山事件』に書かれていたことらしいが、つまりこの「李中煥」という男、いろいろと「奥深い」男だったらしい。
 どうもこのあたりのことは昨夜の番組の第2部「ドキュメンタリー」篇でたっぷり語られていたらしいのだが、見なかったことが悔やまれる。
 どうもこの事件の背後には「GHQの反共工作部隊、Z機関(通称キャノン機関)」が関与していたらしい。
 今でも「自殺説」「他殺説」があり、「他殺説」でもさまざまな犯人の推理が行われているわけだけれども、どの推理にも「一理」あるようでもあり、正直、もう「真相の解明」には至らないのではないかとは思うが、どうなんだろう?(今日読んだ「読売新聞」の「下山事件の謎」という記事も相当に面白くも興味深かったが)

 昼からは、「センバツ高校野球」の決勝戦など見てしまった。一方的な展開にはならない熱戦だと思ったが、勝ったチームの選手たちの喜び方など初々しいものがあって、「こういうのもいいなあ」とか思いながら見てしまった。

 そのあと、昨日『クライング・ゲーム』がやはり面白かったので、ニール・ジョーダン監督の作品を何か観ようと思い、シアーシャ・ローナンの主演している『ビザンチウム』を観た。
 この映画、過去に観てないはずがないとも思ったのだけれども、観始めてもこれっぽっちも記憶にない映画だった。「きっと初めて観る映画なのだろう」と思って観たが、ラストの急転直下の展開に「おおう!」となり、そのあとは声を出して笑いながら観た。
 観終わってから古~い日記を調べると、もう十年以上前に一度観ていたことがわかった。「何一つ記憶に残ってない」というのもすごい(ひどい)と思ったが、おかげでラストの展開を楽しめたということは言える。昨日の『クライング・ゲーム』もこのくらいすっかり忘れてしまっていたら、いっぱい楽しめたのになあ、などとは思うのだった。