最近もそれなりに夢はみていたけれども、「夢をみていたようだ」という記憶は残っているものの、いつもその夢の内容を思い出そうとしても思い出せないのだった。でもこの日は久しぶりに、みた夢の内容を今でもある程度記憶していたのだった。
「人がみた夢の話を聞かされるというのは最悪だ」といわれるが、これはわたしが「こんな夢をみた」という記録として、書いておきたい。
わたしはとあるビルの中にいて、どうやらそのビルの中で働き始めているようだが、どんな仕事をやっているのかはわからない。わたしがいるのはそのビルの6階らしく、そのとき古い友人のTさんやМさんらといっしょにいる。状況は記憶してないが、わたしの前にいるМさんのはいているグレーのズボンの、お尻のところの布地が薄くなっていて、穴が開きかけている。わたしは「あんなズボンをはいてるんだ」などと思っているが。
仕事が終わったのか、わたしたちは6階から移動しようとしている。わたし以外の人たちは1階か2階に行くようだが、わたしだけはビルの最上階の7階に行くようだ。皆がわたしに「どうやって寝るの?」と聞き、わたしは「ロッカーの中で立って寝る」と答え、皆は「それはおかしい」という反応だ。
この、夢の中に出てきた「ビル」の全体像がわからないのだけれども、どうもわたしの夢にいつも登場する「迷路のような地域」が思い出されるようだ。
これは昨日、東のスーパーへ行く道で撮った写真だが、十日前にそのツボミを撮影していた「ハクモクレン」が、花開き始めていた。毎年、ハクモクレンの花が咲くと次はサクラの番になる。
今日は外は晴れて好天だったようだが(わたしはまた、一歩も部屋の外に出なかったが)、朝はめっちゃ寒かった。わたしの感覚では、この冬でももっとも寒い日に数えられる気がした。電気ストーブをつけてもちっとも温まらないのだ。
ニェネントくんは、わたしが朝に起き出してリヴィングに落ち着く頃には朝食も食べ終えて、わたしのすぐそばの椅子の上の「ホットカーペット」にすわり込んでいるのだけれども、そのうちによそに移動してしまうことが多く、どうも「ホットカーペット」のことなんかどうでもいい、みたいな行動に思える。
昼食の時間、昨日買ったインスタントのちゃんぽんにキャベツやシーフード、肉などを入れてつくってみたが、前に買って食べていたちゃんぽんほどではないけれども、けっこう美味しかった。「ちゃんぽん」はラーメンほどしょっぱくないし、どこかスープにも甘みがあるような気がする。海鮮素材と味も合うし、そもそもわたしがちゃんぽんを気に入るのは、わたしが北九州生まれだというせいもあるのかもしれない。
昼食のあとは読書。読んでいたパトリシア・ハイスミスの『贋作』を、ついに読み終えた。やはりエキサイティングで面白かったが、この『贋作』で登場したトム・リプリーの妻のエロイーズが想像以上の逸材で、次作以降のエロイーズの活躍(?)を期待したくなった。次は、『アメリカの友人』である。
それで、実はわたしはその『贋作』を映画化した、『リプリー 暴かれた贋作』という作品のDVDを持っているのだ。「レンタル落ち」で安かったから買ったのだろうが、今までこれを観たという記憶はない。原作本を読み終えた今こそ観るべきときだろうと、今日はこのDVDを観ることにした。
DVDを観るというのも久しぶりのことで、まずは外付けのDVDプレーヤーを接続し、DVDをセットして観ようとしたのだけれども、ノートパソコンは「ウンともスンとも」いわないのだ。いちおうちゃんと読み込んではいるようで、ローカルディスクにそのDVDのフォルダが出来ている。そのフォルダの中身をクリックしてみたけれど、ダメである。
わからんので「DVDの見方」とか検索してみたのだが、つまりは、このノートパソコンには「DVD再生ソフト」がインストールされてなかったのだ。去年このノートパソコンを買ったっきりで、以来DVDを観ることもなかったので、すっかりそのままにしていたのだ。
「な~んだ」と、「DVD再生ソフト」を適当にインストールし、無事に観ることが出来るようになった。
思いのほか時間がかかってしまったので、今日は映画は半分ぐらいまで観て、残りは明日観ることにした。