ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-03-06(Wed)

 このところ、ニェネントくんは夜はわたしの足元の段ボール箱の中でばかり寝ていて、ほとんどわたしと添い寝してくれない。寂しいので昨夜ベッドに行くとき、もう段ボール箱の中で寝ていたニェネントくんをむりやり抱き上げでベッドに連れて行き、わたしの胸の上にのっけてしばらく、「キミはかわいいね~」とかかまってやった。
 しばらくベッドの上にいたニェネントくんもそのうちにベッドから降りて行ってしまって、「ああ、今夜はここまでか。まあいいや」と思っていたのだけれども、それがそのうちにまたベッドの上に跳び上がってきて、しばらくわたしの胸の上に居座ったあと、わたしに並んでいっしょに寝てくれたのだった。
 これはもう一晩中わたしのそばで寝てくれて、「こ~んなことも絶えてなかったことだなあ」と、ちょびっと幸福感に浸るのだった。
 ニェネントくんも、「しばらくはひとりで寝ていたけれども、たまにはコイツと並んで寝るのもイイものだな」とか思ったのかもしれない。

     

 今日は朝から外は雨が降っていて、寒い日になった。テレビをみると、南関東でも夜のあいだに雪になったところもあったようだ。どうも、なかなかに春がやって来ないという気がするけれども、それでもこの冬は今までにない「暖冬」だったという。たしかに真冬だというのにすっげえ気温が上がったり、今年は「ふるさと公園」に行っても、公園の池に氷が張っていたという記憶がなかった。実感としても暖かい冬だったということには納得するけれども、それでも寒いときには寒いのだ(しっかり「しもやけ」にもなったし)。

 昨日の火曜日はアメリカでは大統領選挙の予備選が集中する「スーパーチューズデー」で、その結果が報道されるようになり、やっぱり共和党はトランプの圧勝ということになってしまった。
 民主党の大統領候補は現職のバイデン一択で突き進むようだけれども、「イスラエル支援」では民主党内でも「反バイデン」の声も大きいようだ。年齢的なこともあるし、バイデンの代わりはいないものかと思うのだが、そういうことでは共和党はほんとうに党として「トランプ推し」でいいのだろうか、ということは考える。今げんざいでトランプに対抗していたヘイリーはやっぱりダメだった。おそらく彼女は次の2028年の大統領選挙に照準を変えるだろうが、そうすると民主党はどうなのよ、というのはわたしの情報収集からは見えてこない。
 たとえイスラエルの問題があったとしても、バイデンに継続してもらいたいとは思うのだが、どうも状況は芳しくないようだ。
 トランプの決まり文句「Make America great again」というのは、実は「Make Amarica grate again」ではないのか、とは思うのだが、もしもトランプが大統領になれば彼は間違いなく「大統領の権限」を拡大させ、議会制民主主義を無視する動きを見せるだろう。今でも彼は「大統領在職中の行動は免責される」と主張しているわけだから、何をやり出すかわからない。自分は「大統領職もこの4年間でおしまい」という意識もあるだろうから、その4年間で「暴走」するだろう。誰が止めるのか。

 いろいろとやる気が起きず、昼からはベッドに横になって本を読んでいたが、読書もすぐにやめてしまって、しばらくはベッドの上でぼんやりとしていた。

 夕方からは、昨日観たアンソニー・マンの作品がけっこう面白かったので、「またアンソニー・マンの作品を観よう」と、『秘密指令』という作品を観てみた。これが日本タイトルからは思いもよらず、フランス革命時の「テルミドールの反動」をメインにした作品で、フランス革命の動乱の中にアメリカ映画的な「スパイ」を登場させた作品。もちろん悪役はロベスピエールだ。なんとこれが、めっちゃ面白かった。今のハリウッド映画なんか、完全に負けてるよね。
 もっともっと、アンソニー・マンの作品を観たくなってしまうのだった。