ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-10-05(Thu)

 急に秋らしい天候になり、特に早朝は肌寒いぐらいになった。それで今朝早くまだ外も暗い時間に目覚めて、寒いので掛け布団にもぐり込んだ。
 それでしばらくすると、それまでキャットタワーの上で丸くなっていたニェネントくんが、わたしの寝ている布団の上に跳び乗ってきた。「ああ、ついにそういう季節がやってきたのか」と、布団の中でうれしい気もちがいっぱいになった。
 ニェネントくんはこの朝はしばらく布団の上にいただけで、すぐにベッドから下りていってしまったけれども、掛け布団さえ使えば毎夜来てくれるのではないか。これからの季節、わたしをいっぱい癒してほしい。

     

 今日は国分寺の「てんかんクリニック」の予約日。今日も特に検査とかがあるわけではなく、ただ「発作を抑える」予防薬を処方してもらうための通院で、これは毎月通っているウチの近くの内科クリニックと同じことである。
 予約時間は10時15分なので、「乗換案内」で所要時間をみて8時10分ぐらいに家を出る。毎日見ている「ブギウギ」を全部見ないでとちゅうで家を出るわけで、この日はヒロインの鈴子が音楽学校を受験するという回だったが、見たのは試験会場へ向かうところまで。
 昨日のテレビでは今日は晴れてかなり気温も上がるといっていたが、朝の感じはまだまだ涼しいようだったので長そでTシャツを着る。ニェネントくんには留守番をしてもらうので、「おやつ」を出してあげて家を出た。

 外はやはりちょっと涼しげな天候だった。駅に着いてみると、あたりの人たちは長そでシャツ姿だったり、カーディガンをはおっている人、半そでTシャツだけの人など、人によってさまざまな服装だ。
 電車に乗って常磐線から武蔵野線に乗り換え、東京都をよけて埼玉県をぐるりとまわって中央線に乗る。武蔵野線にはほとんど1時間乗りつづけるので、電車の中でたっぷりと『メイスン&ディクスン』を読むことができた。

     

 乗り換えのときの乗り継ぎが2ヶ所どちらもうまくいった(ホームを移動するとすぐに電車が来た)ので、「乗換案内」に書かれていた時間よりも早く国分寺に到着。しかしこの日のクリニックはけっこう混んでいて、けっきょく帰りの電車に乗ったのは11時半ぐらいになった。この時間になると外は少し暖かになっていたけれども、長そでで暑いということもなかった。
 昼食は駅のそばの「New Days」でサンドイッチとペットボトルを買い、駅で電車を待つあいだに食べて済ませた。

 1時半ぐらいに自宅駅到着。帰りに空を見上げると「何となく秋っぽい空なのかなあ」という気もした。

     

 夜、ベッドでスマホをいじってニュースを見ていたら、今年のノーベル文学賞ノルウェーの劇作家、ヨン・フォッセ氏が受賞したとのニュースがあった。
 わたしはなぜかこの人の名前を記憶していて、「何か翻訳が出ているのだろうか」とAmazonで検索してみたが、一冊もヒットしなかった。「記憶」というものにまるで自信のないわたしが、なぜこの方の名を記憶しているのか。おそらくこの方の戯曲がかつて日本でも上演されたことがあったのだろうと思ったが、さすがにそこまでの記憶はなかった。
 昨日鴻巣友季子さんが書かれていたコラムでもノーベル文学賞のことに触れられていて、そこでは日本作家では多和田葉子小川洋子のほか、なんと金井美恵子ブックメーカーのオッズ表に入っていたということで、びっくらこいたものだったが。

 明日6日には、ノーベル平和賞の発表があるのだけれども、ウクライナのゼレンスキー大統領が受賞するのではないか、という声が大きいみたいだ。でも、たとえ侵略された側とはいえ、現在形で軍隊を指揮する人間が「平和賞」というのは難しいのではないのか。
 わたしが読んだ記事ではやはり女性や少数民族の権利を訴えて行動する人、環境保護を訴える人らから選ばれるのではないかということ。そういう方が選出されたなら、またまた国内ではそんな「人権、環境保護」の擁護に反対する連中が大きな声を上げたがることだろう。