ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-08-24(Wed)

 早朝に家を出る時間、もうすっかり外は暗くなってしまった。まだ「薄暮」というのか「暁(あかつき)」というのか、ぼんやりとした明るさは残っているが、もう来週とか9月になれば、この時間は「夜」ということになってしまうだろう。
 外に出て上を見上げると、空はけっこう暗い雲におおわれているのだけれども、そのあいだに、剣のような細い細い、オレンジ色の月の姿が見えるのだった。写真を撮るのは無理だ。

 これが電車に乗って勤め先の駅で降りると、もうすっかり日も昇って明るくなっている。駅から歩いていると、今は毎朝のように途中の芝生のところにスズメがいる姿が見られる。この朝は珍しく、スズメとムクドリとがひとつのフレームの中におさまった。

     

 この日は月曜日に受けた「COVID-19」検査のPCR検査の結果がわかる日。クリニックには仕事の帰り、12時半に行く予定。それで仕事を終えて電車に乗っていると、知らないあいだにそのクリニックからの着信があったようだった。駅で降りて電話してみる。そうすると、「今日の予約時間は10時半となっているのに、どうして来ない?」というようなことだった。
 あきれた。月曜日にわたしはまず担当医に「結果は水曜日の10時半にわかる」と聞かされ、まずいちど「10時半には行けませんけど」と言い、「12時半になりますけどいいですか?」と聞き、その担当医は「いいですよ」と答えられているのだ。さらにそのあと会計のとき(会計も余計な接触を避けるためにまた同じ医師が行ったのだが)、領収書といっしょに小さな紙に「次回予約受付:8月24日10時30分」とプリントされたものを渡され、それを受け取ったときにも担当医に「10時半ではなく、12時半になりますよ。12時半から12時45分のあいだに行きます」と言って了解されているわけだ。
 どうもあの担当医は横柄な感じでイヤだったのだが、わたしの言うことなど無視していたのだろうか。電話口の看護士だかの方に、以上のことを話し、「12時半になるということは2回言ってあるんですよ」と伝えたが、とにかくその時間担当医が外に出ていて、今からなら1時以降に来てほしいという。
 ちょっと一方的にわたしが予約時間を守らなかったような言われ方をしたし、また時間をやりくりしなければならないわけで、かなり怒り心頭。この件を、ネットのそのクリニックの口コミに詳細書いてやろうかとか思ったりする。

 とにかくは1時に行くことに同意して電話を切り、時間をつぶすのには南のドラッグストアへ寄り、そのあと「ふるさと公園」へ行けばちょうどいい時間になるだろうと、まずはドラッグストアへ行き、エスプレッソコーヒーのパックを買い、店を出て「ふるさと公園」へ足を向けた。
 この日は「ふるさと公園」にコブハクチョウの家族の姿は見かけなかったが、月曜日にコブハクチョウ家族がいた場所のすぐ近くに、一羽の「アオサギ」の姿が見られた。

     

 「アオサギ」の姿を見たし、エスプレッソを飲んだこともあって神経の高ぶりもおさまり、時間通り1時にクリニックへ行く。しかし入り口の案内を見ると、午前の診察は1時までなので、「医師が外出している」という先の電話には疑問がある。検査結果をわたしに伝えるだけだから、別の医師でもかまわないではないか。
 また先日のように裏側の方のまわって連絡すると、看護士が来て「クリニック内へ入って下さい」という。もうそのことで「陰性」だったことが確定したようなものだ。
 午前中の診察が終わる時間だというのに、ロビーには人があふれて満席だった。びっくりして受付に「わたしはこの人たちのあとになるのですか?」と聞いてしまったが、さすがにそうではなく間に入れてくれるみたいだ。「人があふれている」のは、このクリニックがコロナワクチンの接種(4回目だろう)をやっているからのことらしい。
 ほとんど待たされずに診察室に呼ばれたが、応対したのは先日わたしを問診した(あの横柄な)医師ではなかった。この医師は事情を聞いていたのかもしれないが、非常にていねいな応対だったが、つまりは「PCR検査」の結果は「マイナス」つまり「陰性」ということ。今の体調を聞かれ、「すっかり良くなっている」と伝えると、「夏かぜだったんでしょう」と。会計は250円ですんだ。

 会計のときにもうひとつ(小さな?)問題が起き、「診察券を出してくれ」と言われたのだったが、持っていないと答えると、「一昨日に渡してあるはずですが」などとネチネチ言われた。まあ一昨日はビニール袋に「領収証」とその問題の「次回予約票」との入ったものを受け取っていて、そのビニール袋に「診察券」も入っていたのかもしれないな、と思って帰宅したのだが、そのビニール袋をチェックしてみるが、「診察券」などは入っていないのだった。まいったね。

 まあ「内科」もやっているクリニックだが、主に人工透析とかリウマチ症とかの専門クリニックのようで、将来的にもこのクリニックには二度とお世話になることもないだろう。さようなら(ほんとうは謝罪の言葉のひとつもいただきたいところだが)。

 ようやっと帰宅して、どうも食欲もないわけで、この日は昼食は抜かして、5時過ぎに炊飯器に残っていたご飯でチャーハンをつくって夕食にした。まあまあの出来だった。