ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-07-29(Fri)

 このところ、「自炊」ということをしなくなった。というか、食生活自体が情けないことになっていて、「ざるラーメン」なるものを具も入れずに三食つづけて食べたり、ご飯を炊いても「冷や奴」だけをおかずの食事にしてみたり、普通でも「夏バテ」になるこの時期、そりゃあわたしも「夏バテ」になるぜ、という生活である。「これはいけない」と今日は牛乳を買って、がんばって「クリームシチュー」をつくろうと思った。それでついでに冷蔵庫の中を整理してみると、しばらく前に買ってあった食材など、賞味期限を過ぎたモノがあれこれと発掘され、ちょっとショックだった。
 ついつい、駅前のスーパーで「特価品」として激安の食品が売られているのを買ってしまうのだけれども、けっきょく食べないで、冷蔵庫に放り込んだままになってしまうのだ。

 それで夕方からは、必死で「クリームシチュー」の製作に励んだのだが、ちょっと最終的に牛乳を入れすぎてしまって、期待していたよりもとろみのない、サラッとしたシチューになってしまった。でも不味いわけではないし、栄養価は高い。「夏バテ」におさらばしたい。

 仕事の帰り、「野良ネコ通り」では、また車の下にもぐり込んでいるネコの、その足だけが車から飛び出していた。やっぱりコレは「ヒゲ殿下」なのだろうと思う。

     

 今日はこの近くで、おそらくは「ミケ」だと思えるネコの後ろ姿も見たのだけれども、撮影は出来なかった。
 このところ、この「野良ネコ通り」であまりネコたちの姿を見かけずに心配したけれども、以前よく出会った「ヒゲ殿下」「ハナクロ」そして「ミケ」らしい姿をつづけて見かけたので、ちょっと安心したのだった。

 帰宅してテレビをつけると、朝のテレビ小説「ちむどんどん」の再放送をやっていた。別に見たくはないのだが、この時間のほかの局のニュースショーは、わたしが見たいものではないので、「どんなことやってるんだろう」と、ときどき見ている。
 わたしも「これは酷いドラマだなあ」と以前から思っていたのだけれども、最近はネット上でも、前にもましてこのドラマへの批判が増加している。今週も、ヒロインの兄とかいうのが登場して、まあ(信じられないような)とんでもない行動をするのだけれども、その兄がヒロインに「オレの気もちも理解してほしい」などと言い、それですべてうやむやになってしまうのだ。人の気もちを踏みにじるような行為をしても、「オレの気もちを理解しろ!」で済む場合もあるだろうが、それにはその行為を納得させる脚本が必要だ。もちろんそういう脚本ではない。
 そういうことよりも、わたしがこの連続ドラマで嫌いなのは、登場人物が相手のことを罵倒・恫喝するような場面が昔っから毎日のように連続していたことで、見ていても気分が悪くなる。最近はそういうシーンもないなと、そういう意味ではホッとしていたのだけれども、この日の放送ではさいごにヒロインの勤めるレストランに、ヤクザだかみたいな連中が押しかけ、まわりの人間を恫喝し脅しをかけるのだった。
 もちろん、そういう暴力的なシーンを昼間のテレビでやらないでほしいという気もちもあるし、このドラマは継続してこういうシーンばっかりなのだ。こういうのを見ていると、自分の精神も殺伐としたものになってしまうのが、自分でもわかる。いやだ。

 ネットの報道を見ていると、安倍元首相が狙撃された事案で、実は安倍氏に命中した銃弾が一発発見されていない、というニュースを見た。
 容疑者が狙撃に使ったのは容疑者自作の銃で、いちどに6発の銃弾を発射する仕組みだったらしいが、その6発のうち2発が安倍氏の左上腕部に命中したのだったという。
 事件後、関係者は「貫通した銃弾はないが、安倍氏の体内からは発見されなかった」と発表していたのだが、この日の報道では「安倍氏に命中した銃弾の1発は体内を貫通して外へ飛び出した。その銃弾を現場で捜索したが、いまだ発見されてはいない」ということだった。
 このことに関してはコメントなどで疑問が噴出し、「実は別のスナイパーが正面から撃っていた」とか、陰謀論めいた議論が起きている。
 これはすべて、その「狙撃された瞬間」の映像が公開されていないものだから、こ~んな妄想が生まれるわけだ。

 もちろん今の場合、わたしも「狙撃の瞬間」の映像をあまりに公(おおやけ)にするべきではないとも思うことになっているが、その「狙撃の瞬間」の映像を見ているわたしからすれば、すべてこの日の報道は、ある意味「わたしが推測した通りだった」ということになる。
 瞬間の映像を見れば、明らかに安倍氏の左側に命中した銃弾は貫通し、彼の首の中央あたりから外に飛び出し、安倍氏の着ていた開襟シャツの右側襟を揺らせているのがわかる。
 その後の報道で、奈良県警がほとんど「必死」になって、現場周辺の「地面」を捜索していたのを見たときも、「ああ、安倍氏の体外に飛び出した<致命傷>を与えた銃弾を探しているのだな」とは思ったものだった。わたしには今、この「狙撃事件」の瞬間に関しての「疑念」などは、これっぽっちもない。

 今は「政治家」と「旧:統一教会」との関係がどんどん解明されて来ている感があるが、「何が問題なのかわからない」などと「わたしはバカなんです」みたいな発言をする自民党議員だとか、「いや、わたしはいっぱい支援を受けてました」みたいに「自白」する故・安倍氏の兄弟が出て来たり(この人物、ぜったいに「頭脳明晰」ではないよな、という容貌ではあられると思う)、「混乱の極み」ではあるように思える。「世襲議員」は「クズ」を生むよな、という感想でもある。
 しかし、リベラル側からの「これはどういうことなのか?」という追及の声があまり聞こえないみたいではある。次の国会(臨時国会)は、8月3日に召集され、会期は5日までの3日間の予定だという。ここでその国会がどのような展開をみせるのか、そのことがここしばらくの「日本の進路」をみせてくれるだろうと思う。