ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-09-27(Tue)

 今日は、あの「安倍元総理」の国葬が行われる日だという。わたしは何の興味もないのだが(「反対」の気もちはあるが、今までさんざん書いてきたので、今日になってあらためて書くつもりはない、ということである)、ただ「厳戒態勢」での警備が取られるとのことで、わたしの勤め先もその国葬の行われる武道館からそんなに離れていないし、勤め先近辺にもそういう警官とか配置されていて、ヘタしたら「職務質問」とか受けてしまうのだろうかなどと、ちょびっと本気で考えてはいた。
 しかし、時間もまだまだ早いせいか、朝に勤務先駅で下車しても、そういう警備人員の姿は見られなかった。

 国葬の始まるのは午後2時かららしく、わたしの仕事が終わるのは午前11時と、これもまだまだ式典まで時間があるせいか、やはり仕事を終えたあとも警備の姿に出会うことはなかった。

 今日も晴天で暑くも寒くもなく、気もちのいい日だった。帰りにいつものように自宅駅前のスーパーに立ち寄ってみる。
 今、このスーパーでは「じゃがいも」や「タマネギ」がずっと激安。じゃがいもは中ぐらいの大きさのものが5~6個詰められたもので百円だし、タマネギも、大きさは小ぶりとはいえ、7~8個詰められたものがやはり百円で売られている。これはもう「圧倒的」な安値で、じゃがいももタマネギもけっこう保存が効くもので、ついつい買ってしまい、今ウチにはジャガイモ、タマネギがいっぱいあふれている。
 そのほかの、ニンジンやピーマンなども安いのだけれども、最近はそれに加えて、生麺の中華麺がめっちゃ安く売られている。ちゃんと名の知れたメーカー品ではあるし、わたしはけっこう連休前から、ココで買った「冷やし中華」とか「ざるラーメン」のお世話になっている。

 このスーパーにはけっこう日替わりで「新しい商品」が店内に並ぶので、駅のすぐ近くだということもあって毎日のように仕事の帰りに立ち寄ってしまうのだけれども、この日行ってみると、なんだか高級そうなパッケージに入ったパスタのレトルト・ソース、「ボロネーゼ」と「クリームソース」の箱が、1箱百円で山積みにされていた。「これ、ホントはもっと値の張る品なんじゃないかな?」とか思って、「ボロネーゼ」の方を2箱だけ買って帰った(あと、今日の昼食用に百円の「鍋焼きラーメン」というヤツと)。

 帰宅して、買って帰ったパスタ・ソースについてネットで検索してみると、どうやらこの品は贈答品のパスタセット詰合せに入っている品で、普通は単体で売られているものではないようだ。しかしセットの価格から推定すると、このパスタ・ソースは500円とかいう値段であってもおかしくはないようだ。それは「激安」だろう。
 「もっと買っておこう」という気になり、明日にもまた買いに寄ろうと思うのだった(皆が「コレは安い」ということで、明日にはもう売り切れているかもしれないが)。

 今日も、「野良ネコ通り」のいつものところで、「ヒゲ殿下」にお会いすることが出来た。
 昨日に続いての邂逅だけれども、やはりわたしは「ヒゲ殿下」にお会い出来ると「幸せ」な気分になれる。

     

 帰宅して、買って帰った「鍋焼きラーメン」で昼食。「みそ味」だったけど、「まあまあ」の味。ラーメン屋によってはこの程度の味で500円ぐらいするからね。「お得」だったかな。わたしには塩味が強いのでリピートする気はない。

 テレビをつけると、2時からはどこのチャンネルもだいたいみ~んな「安倍元首相」の国葬の中継になったのだった。んなモノわたしが見るはずもない。「テレビ番組表」をみるとこのとき、「テレビ東京」と「千葉テレビ」だけが「国葬」の中継をやっていないのだった。
 「テレビ東京」はそのタイトルに記憶のある、『ベートーベン』というワンコ(セントバーナード)が主役のコメディ映画をやっていて、「千葉テレビ」ではむかしの時代劇「必殺仕業人」の再放送である。
 しかし千葉テレビ、「必殺」されてしまった安倍氏の「葬儀」の日の裏番組で「必殺」シリーズを放映するというのは、さすがに「ヤバい」のではないかと、良識あるわたしは思ったりするのだった。
 ということで、テレビ東京にチャンネルを合わせ、まあそこまでしっかり見ていたわけではないけれども、その「ベートーベン」を楽しんだ。
 この作品、あの大ヒット作『ホームアローン』を書いた脚本家ジョン・ヒューズの脚本による作品で、「動物を使ったコメディ映画の王道」的な楽しさに満ちていた。というか、こういう動物コメディだとやっぱり主役は「イヌ」だよな、というところで、ネコなんかを主役に持って来たりしたら、ぜ~ったいにネコくんは監督の意図通りに動いたりはしないのだ。ワンコはこういうところでは人に従順で賢い(ネコの「賢さ」は、もちろんまた異なるモノである)。
 まあいくらそんな従順な「イヌ」くんが主役でも(その他にもい~っぱいワンコくんが登場するが)、ここまでに映画を撮るには苦労されたことだろう。何となくこの映画の「撮影光景」が目に浮かぶようで、そういうことでも見ていて微笑んでしまった。
 どのくらいの「視聴率」になったのか。これが5パーセントとかの視聴率になったなら「大健闘」ということになるだろう。わが家では、「100パーセント」の視聴率ではあったが。

 先週読み終えている、岡田利規の『ブロッコリー・レボリューション』の感想を書こうと思ったのだけれども、本の内容を思い出そうとしたら「重要なポイント」を忘れてしまっていることに気づき、そのあたりをもう一度読み直してから「感想」を書こう、ということにした。