ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-06-04(Sat)

 このところ、非常に体調の悪いときがあり、特に昨日はかなりよろしくなかった。ずっと疲労感が強いし、ちょっとかがんでからだを立てると「立ち眩み」のような状態になる。
 たいていは次の日には回復してしまい、「疲労でもたまっていたか」という感じだったけれども、今日は昨日につづいて朝から調子が悪い。食欲もなく、何もする気にならず、動くのもおっくうだ。起き出しても何にもせず、ただパソコンの前にすわってネットを閲覧しているだけで時間が過ぎて行く。本を読もうとページを開いても、その内容が頭に入らない。

 さすがにこうなると「これは何か(重大な)<病気>の兆候なのではないのか」と気になり、症状からネットで検索してみた。そうすると、「それは<低血圧症>ではないか?」という。
 って、わたしは「高血圧症」の治療でクリニックに毎月通ってるし、「そんな、まさか」という気はするが、治療の一環で毎朝測っている血圧は、たしかに先月下旬から上は110台、下は60から70台と、「平常ですね」という値に落ち着いてはいる。
 まあこれは毎朝起き抜けのときの血圧で、それ以後の時間は血圧を測ったりしたこともないわけで、「昼間はどうなのよ?」と測ってみた。それがなんと、上が89、下が49などという数字で、我ながらおどろいてしまった。これはもう、立派な「低血圧」であろう。
 毎朝起き抜けにしか血圧は測っていなかったが、つまりそのあとはもっともっと血圧は低下していたのだろう。以前からの「体調の不良」はずっと、そういう「低血圧」によるものだったのだろう。
 これはひょっとしたら、毎日服用している高血圧治療の薬が効きすぎているのだろうか。もしもそういうことが原因なのだとしたら、しばらくは薬の服用を中止すべきで、それで体調も良くなるだろうか、とは思う。また別の「重病」にり患したわけでもないようで、とにかくはホッとするところだった。

 しかし、「そうだったのか」とわかったからといって、それで体調が良くなるわけではない。
 何とか元気を出そうと、夕食には冷凍してあった豚肉で「豚肉の生姜焼き」をがんばってつくったり、AmazonのPrime Videoでフリッツ・ラング監督の『M』を観たりした。

 けっきょく、この日は一歩も外に出なかったが、夕方になってリヴィングの窓から外を見ると、黒い雲もかかってはいたが青空が見え、その青空に明るい三日月がかかっていた。

     

 このあとすぐに黒い雲が拡がってきて、月の姿も見えなくなってしまったが。
 けっきょく、「低血圧症」にはアルコール摂取も有害だということがわかり、(まあ薄々思ってはいたことだけれども)アルコールは控えなくってはいけないのだ。