ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-06-03(Fri)

 仕事のある日の朝は、天気予報のチェックからはじまる。この日は朝は晴れているけれども、12時ごろからは「雷雨」になるという予報が出ている。そうすると「傘」はどうしようか、ということから考える。「雷雨」というのはきっと激しい雨になるだろうから、小さな「折りたたみ傘」では雨をしのぐ役に立たないかもしれない。だから、しっかりとした大きな傘を持って出ようかと思ったけれども、「12時ごろから降り始める」というのは、わたしが仕事を終えたあとの時間で、それは「自宅駅に戻ったときに雨が降っているかどうか」というギリギリっぽい時間だ。けっきょく考えて、バッグに「折りたたみ傘」を放り込んだだけで家を出た。

 仕事に向かう途中、いつもの「信号機のケーブルボックス」のところにスズメが来ていた。「写真を撮ろう」とカメラをバッグから引っぱり出すあいだに、そのケーブルボックスの穴の中からもう一羽のスズメが出てきて、飛び立って行った。
 やはり確実に、このケーブルボックスはスズメの「巣」になっているようだが、その穴からスズメが出て来る「決定的瞬間」は撮りそこねた。

     

 つまりはもう雛も成長して、巣の外に飛び立てるようになったということだろうか。そのスズメが近い支柱の上にとまっているのも見れたけれども。

     

 仕事を終えたときも空は晴れていて、雨なんか降りそうな雲行きではなかった。電車に乗って自宅駅で降りても、やっぱり陽が照っていた。これは大きな傘を持ち出さないで「正解」だったようだ。
 跨線橋を越えるとき、北の空に積乱雲が見えた。この積乱雲がこれから南下して来て、このあたりはかみなりの攻撃を受けるということなのだろうか。

     

 実はこの日は、いちど帰宅したあとに、夕方からとなり駅の映画館で上映されるブレッソン監督の『たぶん悪魔が』とかを観に出かけようか、とも考えていたのだが、このあと急に雷雨になることが充分に考えられるし、雹の降る「とんでもない天候」にもなるようで、「もう今日は出かけるのはやめよう!」ということにした。

 外はいつまでも陽が照っていて、とても雷雨になどなりそうもなかったのだけれども、4時に近くなってついに空は暗くなり、そのうちに激しい雨が降り始めた。「ついに来たか」というところだったが、雨は30分ぐらいでやんでしまったみたいだった。
 このあたりは特にかみなりが鳴ったりもしなかったが、ある区域ではやはり雹が降ったりもしたらしい。

 今日はまたテレビで「参議院予算委員会」をみる。立憲民主党福山哲郎氏から「ウクライナからの避難民」の受け入れについて、「ウクライナ以外の国からの難民をシャットアウトしつづけるのはいかがなものか」と質問し、また、そのような避難民への支援金が国内の「生活保護」支給金を基準にしていることに疑問を呈された。
 これは納得のいく質問で、もしもそのような避難民への支援金が「生活保護」支援金を上回るようであれば「どういうこと?」という疑問がとうぜん巻き起こるわけだし、それはつまりは、現行の「生活保護」政策が、どれだけ「健康で文化的な最低限度の生活」の保障になっていないか、ということでもあるだろう。

 ウィシュマさんの、名古屋出入国管理局での不審死の件まで含めての問題とされた福山哲郎氏の質問を「国会の審議」とはこうでなくっちゃ、という思いで視聴していたが、どうもこのところリベラルサイドの野党は失速気味で、今年の参議院選挙では敗北必至とみられている。
 このことについてはわたしにも考えはあるけれども、昨日書いたネット上の「世論」のことを含めて考え、今の「世間」の空気では挽回はむずかしいのかと思う(そこには、旧態依然とした考えに浸る「旧世代」のリベラル派の方々の思考にも問題があると思うが~このことはいずれもうちょっと掘り下げて書いてみたいと思っているけれども~)。ただ、「保守系野党」のこれ以上の隆盛は、ストップさせたいとは思っている。