ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-12-10(Fri)

 2021年の12月も中旬になり、「年の瀬」である。わたし的にも年内にやっておきたいこと、やらなくてはならないと思っていることが、あることはある。ずっと今まで先延ばしにしていたことばかりだけれども、どこかで「けじめ」をつけておかないといけない。「やらなくっても死んでしまうわけではない」などと考えると、いつまでもいつまでもやらないままだ。なんとか、あと2週間のうちにやってしまいたい。

 ところで、わたしの年末年始の休暇は、12月29日から1月4日までの7日間との知らせを受けた。まあ企業の年末年始休暇としては、平均よりは長いのではないだろうか。わたしは「日給月給」なので、休みが長ければ稼ぎも少なくなるのだけれども、そういう年末年始の休暇にも有給休暇を振り当てることができるので助かる。普段有給休暇もあまり消化しないし、放置していたら消滅もしてしまうので、ちょうどいい消化のチャンスでもある。
 別にお出かけしたり「旅行」する予定もないし、さて、ウチにこもって一週間、何をやりましょうか?(このところ、「初詣」などという、わたしらしくもないことをやってしまった年にはロクなことがなかったわけで、ぜえっっったいに「初詣」などということはやらない)。

 昨日、内科クリニックで先生に「来年、インプラントをやる」という話をしたら、「いやあ、インプラントはなかなか大変ですよ」と言われた。そりゃあそうだろう。歯茎に骨まで穴を掘り、その止血に包帯を巻くというわけにもいかないだろう。まあインプラント手術で死んだ人もいないだろうけれども(たま~にあるみたいだが)、手術後は食事も出来ずにヘロヘロになってしまうだろうか。もちろん、しばらくは「禁酒」だから、これを機会に酒を飲むのをう~んと自粛しようかとは思っている。というか、「断酒」しようか?
 手術後はそれこそ有給を取得して仕事を休むとか、翌日が休みである金曜日とかに処置してもらうべきだろう。

 仕事の帰り、跨線橋の近くで2羽のカラスが電柱の上下に並び、いっしょにコーラスしているのを見た。ハモっているわけではないのだけれども、2羽で同じさえずりをやっていた。

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 ちょうど読んでいる『鳥の生活』で、鳥たちのテリトリー主張、そして求愛行為としての「さえずり」のことを読んでいるところだけれども、今の時期は繁殖の時期ではなく、この2羽が今、求愛行為として互いにさえずりあっていたとは思えない。おそらくは「夫婦」であるとか、テリトリーを共有している「仲間」という認識があって、こうやっていっしょにないているのだろう。この跨線橋付近はそういうカラスたちの「たまり場」で、少なくとも3羽のカラスが、このあたりを中心に暮らしているようだ。

 今日は「イカゲソ天ぷら」を買い、久しぶりに昼食は「とろろそば」プラス「イカゲソ天ぷら」という献立。おいしいのだ。しかし、「山芋」というのは長持ちがするからいい。

 この日の「Spotify」は、Kinksとかを聴いた。Kinksはわたしが中学生の頃から大好きなバンドだ。来日公演も何度も通った。
 さて、わたしのKinksのベスト・アルバムは何だろう? ベスト・ソングはまた別だけれども、アルバムとしてはすぐに「Face To Face」、「Something Else by The Kinks」、「Muswell Hillbillies」の3枚が思い浮かぶ。どれも素晴らしいけれども、やはりわたし的にはそれまでの(それ以後も含めて)Kinksらしいサウンドから距離のある、「Muswell Hillbillies」がいちばん好きかもしれない。このアルバムは、それまで誰も取り上げなかった、人々の「神経症」ということがテーマにもなっていて、そのことが今でもこのアルバムをアクチュアルなものにしていると思う。そして、このアルバムのいくつかの曲で聴ける、Ray Daviesのふにゃふにゃのヴォーカルこそが素晴らしい!