ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-11-18(Thu)

 このところ、「小春日和」とまではいかないのかもしれないけれども、日中はけっこう暖かい日がつづいている。それでもわたしが出勤する早朝は気温も低いので、電車に乗っても首にマフラーを巻いた方や、手袋をはめた方とかがいらっしゃる。
 もう11月も半ばを過ぎたし、実は二十四節季でいえば、とうに「立冬」も過ぎている。七十二候では「朔風払葉(きたかぜ このはを はらう)」候、というらしい。わたしの勤務先の建物の前のトウカエデの並木も、まさに枯れ葉が散りはじめた。

 今日は仕事の帰り、また二駅手前で途中下車し、駅前のスーパーで買い物をして帰る。また「イカゲソ天ぷら」を買い、帰ったらお得意の「とろろそば」プラス「イカゲソ天ぷら」という昼食にしようと計画。今のわたしに、「安くて美味しい、しかもお手軽」というのではこれ以上の献立はない。

 帰り道、ウチの近くの「ワン」くんのお家で、また「ワン」くんがいつものように、やるせない、困ったような表情を見せてくれていた。困ったねえ~。

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 帰宅して、その「とろろそば」プラス「イカゲソ天ぷら」の昼食を満喫し、またこのところのお約束、CDをとっかえひっかえ聴く。今日はあんまり「ロック」な音楽も聴かなかったので、ニェネントくんもわたしのそばまで出てきて丸くなっていた。
 もちろん、今引っぱり出して聴いているのは、昔買ったもので、買ったときにはそれなりにさんざん聴いたCDばかりなのだけれども、今日聴いた1枚は「コレって、こんなに良かったっけ?」と思ったというか、年月を経て今だからこそその良さを楽しめるようになったというのか、すっかり「お気に入り」の1枚になってしまった。「それは何というCDか?」などとココに書いても、ぜったいに知っている人もいないだろうから書きません。

 さて、明日には「ほぼ皆既月蝕」という空のイヴェントがあるわけで、「もういちど観たい」と思っていた映画『サマー・オブ・ソウル』を本来は明日観に出かけようとは思っていたのだけれども、明日は「月蝕」を見ることにして、今日の夕方に観に行こうと決めた。その「もう出かけなければ」という時間になって、「面倒だ」とか、「いちど観てるからいいや」とか、「どうせDVDとかが発売されたら買うのだから」とかいろんな言いわけを繰り出して、けっきょく観に行くのはやめてしまった。
 それで明日は「ほぼ皆既月蝕」。やはりうまく撮影したいという気もちもあり、予行練習をしておこうと思って、6時頃にカメラを持って外に出てみた。月が見えなければ明日も行くつもりの歩道橋まで行こうと思っていたのだけれども、ウチから外に出て東の空が見えるようになると、思いのほかでっかい「ほぼ満月」が、空に浮かんでいた。
 「これは‥‥」と思ってカメラを向け、「ちゃっ」とシャッターを押すと、何も考えてなかったのでコレは失敗。

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 「いけないいけない」と、露出とかを考えてマニュアルでまた撮影。これは、わたしらしくもなくうまく撮れた。

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 撮影後にトリミングはしたけれども、これだけ撮れれば言うことはないだろう。かなりクリアに撮れているけれども、実は三脚など使わずに「手持ち」での撮影である。
 もちろん明日の「月蝕」ではもっと暗くなるだろうから、今日と同じ露出とかの設定でうまく撮れるかどうかはわからないけれども、久しぶりの「月」の撮影、「手ごたえはあった」という感じではあった。
 まあ撮影するためだけに明日の「月蝕」を待ち望んでいるわけでもないけれども、やはりこの目で「月蝕」を見るだけでなく、美しい写真も残したい。というか、まずはちゃんと「月」が見られるか、明日の天候が心配ではある。