ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-04-19(Mon)

 返品したバッグとデジカメだが、デジカメはともかくとしてバッグの方の返品理由は「不良品」だったからというのではなく、あくまで「色をまちがえたよ~」という、「わたしの側の勝手な(不注意による)理由」ではあったわけで、返送料ぐらいはわたしの「自己負担」になるかな?とは思っていたのだけれども、今日はやばやと返送料のマイナスもなく全額返金されていた。ありがたいことです(デジカメの方の返金はマーケットプレイス絡みだからか、「2週間以内に」ということだ)。
 「それでは本来望んでいた色のバッグを再注文しようか」と考えたのだけれども、なんと、15日に注文してから4日のあいだに、300円ほど値上げされてしまっていた。ま、返品で送料も取られなかったからそのくらい、いいっちゃいいんだけれども、ちょっとだけ「ええっ」という感じは受けた。

 そこで、そのバッグが手元に届いたらなら、その品の縫製の弱いところを自分で補強して使おうとは思っていたのだけれども、「それだったら今手元にあるバッグを修理し、そして補強してやればいいのではないか」と思うことになった。
 問題は、肩ひもを吊るす金具が取れてしまったとき、メインのジッパーもまた要(かなめ)の開け閉めする金具が外れ、ジッパーが左右に開きっぱなしになってしまっていること。しかし幸いにも、その肩ひもを吊るす金具も、ジッパーの金具も捨てないで取ってあったので、うまく修理できれば、けっこうまともなバッグに再生できるではないか。

 そう思いついたので古いバッグを取り出し、まずは何とかジッパーを修理しようとがんばった。つまりジッパーというのは左右に分かれたでこぼこの嵌合部を、要(かなめ)の金具をくぐらせることによってかみ合わせさせるわけなのだけれども、その、いちど外れてしまった金具をもういちど左右のジッパー嵌合部にはめるというのは、これはなかなかに簡単にいくものではない。わたしもこういうことをやるのはこれが初めてではないから、だいたいのやり方もわかるし、根気よくやればうまくいくものだと思う。
 なんとか、端っこを細長いペンチで引っ張ったりしながら、うまく通すことができた。うれしい。そこでもう左右に離れっぱなしにならないように、すぐにバッグ本体に縫いつけて固定する。これでジッパー部は完成である。このことにプラスして、肩ひもを吊るすための半月形の金具をバッグに縫いつけて、さらにしつっこく補強する。もう一方の壊れてはいない方の金具も、補強のためにしつっこく糸を通して完成。みごと再生させた。
 前にいちど壊れたあと、肩ひもを吊り下げるのにバッグの端の小さなポケットのジッパー金具に肩ひものフックを引っかけていたわけで、それがポケットのジッパー金具がバッグの重さに耐えかねて壊れてしまったわけで、ココはもうジッパー金具がダメになっていたので、そのポケットはもう使えないとして、ジッパーぐちを縫いつけて開けなくしてやった。これが唯一の、再生後のマイナス点である。

 実はまさかこうやって壊れたバッグを「再生」できるとは思っていなかったので、まあ言ってみればあとからいちど購入した同じバッグが、色がダメだったから返品したおかげであり、こういうのを「ケガの功名」というのか「災い転じて福と成す」というのか「取らぬ狸の皮算用」というのか(最後のは違うな!)、世界のリサイクル志向にも合致した「良い選択」ができたと思うぜ。

 次はデジカメを買い直したいわけだけれども、実はさっきまでは「故障して返品したデジカメと同じ機種をもういちど買おう」と思っていたのだけれども、バッグを再生させたことでちょっと気が大きくなり、「次はワンクラス上のデジカメにしよう!」とか考えるのだった。
 考えてみたら来週の末からは「ゴールデンウィーク」もはじまるわけで、4月29日にいちど休みがあって翌30日に出勤したら、そのあと5月1日から5日まで5連休なのだ(この件については、ひょっとしたらまた<緊急事態宣言>で、さすがに無為無策のスカ内閣、小池都知事も、今度こそはまた「自宅待機」ということにする可能性がないでもないと思うが~そうなると当然<東京オリパラ>は中止だろうが、わたしはその方策を取るべきではないかと思ってはいる~)。
 もちろんそんなゴールデンウィーク、わざわざ人混みの中に出かけて行く気もちはまったくないが、先日調べてわかったところの、ウチから1時間ほど歩いたところにある「農業公園」とか、重要文化財の「古民家」などに行ってみたい気はある。ある程度人は集まるかもしれないけれども、屋外だし、まさかTDLみたいに「押し合いへし合い」になるということもないだろう。わたしは屋外であるならば、すぐそばでマスクなしで「くしゃみ」を繰り返す人、大声で笑う人でもいないかぎり、COVID-19に感染することはないだろうとは楽観視している。避けたいのは「混み合った交通機関」、「屋内イヴェント」である。
 つまり、今の計画では、ゴールデンウィークにはウチから歩いて行けるそんなスポットに行ってみたいのだが、そのときに新しいデジカメを持参していろいろ撮影してみたいな~、という気もちである(お弁当もつくって持って行きたい)。まだ日にちはあるので、じっくりと検討してから新しく買うデジカメを決めたい(まあ、今まで持っていたデジカメと同じメーカーのがいいかな、とは思っているが)。

 今はしょうがないからスマホのカメラでちょこちょこ撮影しているけれども、カメラを起動したときそのままの設定で撮影すればけっこうきれいに撮れるけれども、これがズームとかするとまったくボケボケでだめである。色彩的にも影の「黒み」が強い。
 これはウチの近くで撮った花。「テッセン」だと思う。やはり影の「黒」が強いかと。

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 千葉県では明日から一部地域で例の「まん延防止等重点措置」が実施されるようで、ウチのとなりの市にも適用される。わたしの家はそのとなりの市との境目あたりにあるので、ちょびっと歩けばもう、「まん延防止等重点措置」適用地域なのだ。つまり、ウチから10分も歩いていつも使う駅に行けばそこは「となりの市」だから、飲食店は午後8時で店を閉めなければならない。でもウチのあたりは市がちがうから、8時で店を閉めることはない。
 つまり、駅前の居酒屋(ウチの駅前には居酒屋はほとんどないけれども)で集団で飲み食いして騒いでも、8時で店が閉まってしまう。「じゃあ河岸を変えよう」とその店を出て、ちょっと歩けばもう市がちがうからもっと遅くまで居酒屋はやっている。「そんじゃココで盛り上がろう!」みたいなもので、だから「まん延防止等重点措置」に何の効果があるというのか、という感想ですね。バカバカしいと思う。