ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-09-24(Fri)

 金曜日。今日仕事に出ればまた明日から連休。今週は休みの日が多くてうれしかったが、休みだからといってとりたてて何かをやったというわけでもない。多少、いつもに比べて読書に精を出しただろうか。

 いつものように朝の4時半ぐらいに家を出て、「もうこの時間には空が明るいということもなくなっているだろうな」とは思っていたのだけれども、駅に近くなって振り向くと、夜空がうっすらと朝焼けで色づき始めているのだった。「写真に撮れるだろうか」と撮ってみたけれども、思ったよりもずっと美しく撮れた。ほんとうはここまでに明るくもなく、振り向いた東の空の朝焼けももっと微妙だったのだけれども、手持ちカメラでも大きくぶれることもなく、「いい感じ」の写真になった。わたしのカメラのマニュアル操作の腕が進化した成果だろうか?

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 中天には、一昨日の「満月」からちょびっと欠けてしまった月もきれいに輝いていて、まさに「夜と朝のあいだ」にわたしが歩いている、という感じだ。わたしはピーターではないが(もうこういう言い方も通じないだろうが)。

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 仕事の帰りには、2駅手前で途中下車して駅前のスーパーで買い物をした。今日はニェネント用の「猫砂」と、「ネコ用カニカマ」、そして来週にわたしが職場の休憩時間で食べる「肉まん(5個入り)」、それからウィスキーなどなどを買う。
 この駅前のスーパーは、わたしの自宅の北にあるスーパーと同系統で、同じものが棚に並んでいるのだけれども、これがたいていのものが圧倒的にこちらのスーパーの方が安いのだ。「肉まん」は時に百円は安いし、「猫砂」は50円、「カニカマ」も30円安い。これでは自宅の方のスーパーで買い物する意味もなくなってしまうが、自宅スーパーは「もやし」とか「たまご」が安いし、そもそもこの系列のスーパーは「自宅そば」の方でも、けっこう他のスーパーより安いものが多い(「猫砂」は50円高くってもまだ他の店より安いし)。「2駅向こう」と「自宅そば」とを「どう使い分けするか?」ということではある。しかし、いったいなぜ、同じ系列のスーパーでここまでに価格差があるのだろうか?

 ところで、「ネコ用カニカマ」はもうずっと、ニェネントくんの夕食のネコ缶にトッピングしてあげている。ニェネントがカニカマを好きなことはずっと実感としてわかっていたし、ニェネントくんに大したぜいたくもさせてあげられないでいるから、せめて毎日「カニカマ」ぐらいはつけてあげようと思っている次第。

 帰宅してテレビをつけると、相変わらず「自民党総裁選挙」のことばっかりやっている。わたしにはまったく興味がないというか、そもそもこの数年の「安倍~スカ政権」による日本の腐敗、衰退はそんな「自民党政治」によるものなのだから、「次は誰が総裁になるかね」などと考えるのは、「自民党は次は誰をトップに据えて国民を虐げるかね」と考えることであり、それは「被虐趣味」ということだろう。メディアは今の野党をねちねちとDisることで、自民党をさらにサポートしているわけだけれども、「自民党による一党独裁」を終わらせることこそが「この国のひらかれた未来」だろうとは思う。

 そんなテレビなど消して、今日もしばらくは『ノーラ ジェイムズ・ジョイスの妻となった女』と『ジェイムズ・ジョイス伝』とを読む。どちらも残りは50ページを切った。少なくとも日曜日には双方読了したい。

 このところ、ネットの「GYAO!」映画無料配信のことなどずっとスルーしていたのだけれども、「今はどんな映画が<無料配信>されているのだろうか?」とチェックしてみると、それなりに「これは観たい!」という作品があがっている。特に黒沢清監督の『散歩する侵略者』は、映画館で観ているのに今はこれっぽっちも記憶していない作品なので、ぜったいに観ておきたい。評判の高い韓国映画の『タクシー運転手』も観ることができるので、こっちも観ておきたい。

 ところで、観たいと思っていた『アメリカン・ユートピア』がこの日が上映最終日だと思っていたので、夕方からとなり駅に出かけてみようかと思っていたのだけれども、上映映画館のサイトを見てみると、もう一週間上映が延長になるということで、明日などは劇場の音量を上げた「音感上映」ということなので、「行くなら明日にしよう!」とか思ってしまい、やはり今日はいちにち部屋でゴロゴロしたのだった。

 夕方からは大相撲。昨日の熱戦を制した栃ノ心は「勝利へのリズム」を得たのか、この日もいい相撲で勝ち、星を7勝6敗とした。あと2日でひとつ勝てば待望の「勝ち越し」である。期待したい。
 昨日の勝負についてテレビでは、栃ノ心の弁として「久しぶりに全力を尽くして戦ったよ」みたいなことを語っていたという。また栃ノ心のああいう「熱戦」をみたいものだ。