ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-01-31(Sun)

 日曜日なので朝寝しようとずっと寝ていたら、何か鼻先をチョン、チョンとやられて目が覚めた。「何だ?」と思って横をみると、ニェネントの顔がわたしの顔のすぐそばにどアップで迫っていた。つまりニェネントくんが「ねえ、もう起きてわたしのご飯をちょーだいよ!」と、わたしを起こそうとしたのだった。
 外はまだ暗く、時計を見ると5時を過ぎたところで充分に「早起き」な時間なのだけれども、ニェネントくんの毎朝のご飯は4時に出してあげていたので、いつものご飯の時間が1時間以上過ぎて、「まだかよー」と待ちくたびれたのだ。こうやってニェネントに顔をチョン、チョンとやられて目覚めるのはこれが初めてではないけれども、めったにあることではない。まあちょっと、うれしい気分にはなる出来事だった。

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 それでいつもの日曜日のようにスーパー開店ぐらいの時間に買い物に行き、ニェネントくんのネコ缶、ネコ用のカニカマなどを買う。わたし用にはバナナや肉まん、スモークチキンやドリンクなど。

 スーパーの帰り道、舗装されていない空き地にあった水たまりに氷の張っているのを見た。もうけっこう融けかかっているけれども、やはり一年でもっとも厳寒の頃なのだろう。七十二候だと先週あたりこそがいちばん寒い気候だったようで、「水沢腹堅(さわみずこおりつめる)」候で、つまり沢に流れる水さえも凍るのである。

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 空を見上げると雲ひとつない透き通った青空に、眩しい太陽が冷ややかに光を投げかけていた。キリッと、凛とした空気である。

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 ウチに近づいたとき、初めて出会う茶トラのネコがわたしのすぐ前にいた。「撮影、撮影」とカメラを取り出そうとするあいだに、家陰にかくれて行ってしまった。なんだか最近、初めて出会う野良の姿をちょくちょく見かけるようになった。ネコの姿を目にするのはうれしいが、野良の場合はただ「あ、ネコがいた!」とうれしがってばかりもいられないつらいところがある。でも、またお目にかかりたいものだ。

 もう1月も今日でおしまいで、2月3日には「立春」を迎える。例年だと2月4日が「立春」なのだけれども、今年は暦の関係で2月3日が「立春」という。したがって、明後日の2月2日が「節分」ということになるのだ。どこもかしこも「恵方巻」のあふれる日の到来。まあ今年の「節分」の「鬼は外」はもちろん、「ウィルスは外!」ということになるだろう。

 全国のCOVID-19新規感染者数はいちおう、日ごとに減少して来ている。今日は東京でも600人台の感染者だった。ただ、昨日も書いたように「PCR検査数が異様に少ないのだから、感染者数が減少したからと安心することは出来ない」との声もある。わたしなどが本当に安心できるのは、「自分がPCR検査を受けたいと思ったとき、何の障害もなく即時に検査を受けられる」体制になって、それでなお「新規感染者数」が減少したときであろうだろうし、「もしも自分が感染していたとして、ちゃんとした治療が受けられるようになる」という、しっかりとした見込みが立ってこそのものだと思う。
 今はもしも体調が悪く感じて「PCR検査」を受けようとしても、そうかんたんに行くものではない。そして、受け入れ医療体制もまだまだ確立していなくて、仮にCOVID-19に感染していることがわかっても、すんなりと病院に入院して療養、というわけにもいかないのだ。
 仮に今のまま「新規感染者数」が減少し、「では<緊急事態宣言>も解除」ということになっても、それはウィルスを撲滅したから感染者数が減ったのではなく、いつまた「第四波」ということになるかもしれない。そのとき、「PCR検査」がすぐに受けられない問題、「受け入れ治療体制」の問題も解決しないままであったなら、それこそ「いたちごっこ」みたいなことのくりかえしになってしまう。
 今こうやって「新規感染者数」が減少しつづけるなら、そんな時こそ、「PCR検査体制」、「受け入れ治療体制」を確立していただきたいところである。しかし、そういうことがまったく期待できないのが、今のスカ政権なのである。やはり、直ちにスカ政権に退陣してもらうことこそが、今ではいちばん効果的な「COVID-19対策」ではないかと思える。