ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-04-17(Sat)

 午前中、準備してあったデジカメの返品荷物を郵便局の方が集荷にみえた。昨日、必要事項をサイトに書き込んでいたので、差出人や宛先などすべて郵便局の方で送り状に記入されて持参され、つまり自分で郵便局に持ち込んだりするよりも、すべてがスムースに運んだのだった。

 集荷のあったとき、ちょうど注文してあったバッグがドアの前に「置き配」されていた。「いいタイミングだ」と梱包箱を開けてみると、おや、コレはわたしが意図していたバッグのカラーとは異なる。
 わたしは前に買ってすでに持っていたバッグと同じ色のものを注文したつもりで、そのバッグは「ブラック」というよりは「グレー」という色に近いだろうと思って「グレー」を注文したのだが、実はわたしの手元にあったバッグは「ブラック」だったのだ。
 これはわたしが「前と同じものを注文する」ということにもう少し気を配ればよかったわけで、ただ手元にあるバッグを見て、「これはグレーだろう」と勝手に決めつけていたからいけない。
 到着したバッグの布地はずっと色が薄く、いっしゅんは「これで我慢しようか」とは思ったのだが、これはぜったいに汚れが目立つ色だと思い、やはり前に買ったのと同じもの、つまり「ブラック」に交換したいと思うのだった。
 「思った色とちがった」という理由で、即座にまたもや返品手続きを進めた。今回の返品は昨日のように郵便局経由ではなく、「ヤマト宅急便」の事業所へ持ち込むというのがデフォルトの設定だった。逆に昨日のケースのように「集荷してもらう」とか、「ヤマト以外の配送方法を選択する」ということも出来るようだけれども、やはりいろいろと面倒そうで、デフォルトの「ヤマト事業所に持ち込む」という方法を取ることにした。

 調べると最寄りの事業所はウチから歩いて行けるところにあり、これはラッキーだった。手順としてはAmazonのサイトから「返品」を申し込むと、それが正当な理由であればAmazonからEメールが送られてくるわけで、そのあと「返品の現品とスマートフォンを持って」事業所へ行ってくれということ。
 なぜスマホを持って行かないとならないか、その理由が書いてなくて「ただスマホを持って行けばいいのか?」という感じだが、Amazonから送られてきたEメールには「返品コード」としてQRコードが添付されているわけで、その返品コードをヤマトの事業所で提示しなければいけないわけだ。まあメールを読めばわかるとはいえ、AmazonからのEメールは必ずしもスマホで受信するわけではないわけで、じっさいわたしもたいていのEメールはパソコンで受信しているわけだ。つまり、ただノコノコとスマホを持って行けばいいわけではなく、スマホの中に「返品コード」がないといけない。だから、Amazonからのメールをスマホに転送しておくとかしないといけないのだった。そういうこと、ただ「スマートフォン持参のこと」ということだけでなく、「返品コード」が必要なのだと書いておいてほしいとは、ちょっとだけ思ったのだった。
 しかしおそらく多分、そのQRコードをプリントアウトして持参すれば、スマホがなくってもOKなのではないかとも思う(あんまり大きいプリントアウトだと、事業所で読み取らせられないことがあるかもしれないが)。

 すぐに品物を荷造りし直し、ちょうど大きさもピッタリの手提げバックがあったのでその中に入れて「事業所」へ行く。歩いて15分まではかからない、いつも行く東のショッピングセンターのすぐそばだった。
 受付へ行って「Amazonへの返品です」というと、「ではココでQRコードを読み取らせて下さい」と指示される。スマホ画面にQRコードを表示させて読み取らせると、即「送り状」が依頼主のわたしの住所氏名を含め、バッチリとプリントアウトされる。それを現物といっしょに手渡せば返品手続き完了。実にかんたんではあった。

 しかし、一日に2件もAmazonに返品するとは、わたしは「返品魔」か?と思ってしまう。
 デジカメもバッグも、すぐに再注文してもいいのだが、デジカメは性能が低いとはいえどもスマホにカメラ機能がついているし、バッグは帰宅してから古いのをちょっと修理し、上部のジッパーはダメだけれどもまあ使えるだろうということにはしたわけで、「ここで少々クールダウンしよう」と、すぐさまに再注文するのは控えることにした。
 返品への道すがら、通い始めた歯科医院の前に美しい牡丹の花が咲いていたのを、スマホのカメラで撮ってみた。昨日通りでネコのヒゲ殿下を撮影したときのように、とっさの撮影ではうまく撮れないようではあるけれども、こうやってじっくり構えての撮影ならば相当きれいに撮影できる。

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 事業所の帰り、手ぶらにもなったことだし、すぐそばのショッピングセンターに寄り道をした。いつもと違う道から寄ったので、3階から入る。3階には書店もあり、ちょっと見てみると店頭に『旅する練習』がたくさん置かれていた。うん、「地元(ご当地)小説」ですからね。
 1階のスーパーへ降り、安かったインスタント・コーヒーやチョコレートなどを買い、このところスパゲッティ・ミートソースばかり食べて味覚のヴァリエーションに飢えているので、「鶏もも肉炙り焼き」という肉のパックを買って帰った。

 帰宅して、昼食はまたまたスパゲッティ・ミートソース。もう本当に飽き飽きしたが、ようやっとミートソースを「あと一食分」に減らせた。
 夕方から「GYAO!」で『愛を読むひと』を観た。ケイト・ウィンスレットが素晴らしい。観て涙をこぼしながら、買った「鶏もも肉炙り焼き」を温めて食べた。どうして、こういう鶏肉はこんなにもおいしいのだろう。ただただ、こうやって「美味しく食べられるために」育てられたニワトリに感謝し、そんなニワトリの(きっと、何の楽しいこともなかっただろう)短かい「生」を哀れに思ったりする。
 はい、わたしがしっかりあなたを食べて、その美味しさを満喫させていただきました。ごめんね。とってもおいしかったよ。そしてありがとう。