ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-03-15(Mon)

 夢。わたしは母と娘といっしょに、和風割烹食堂に入ろうとしている。食堂に入る前にわたしはコンビニで買い物がしたかったので、母と娘には先に食堂に行ってもらう。わたしがコンビニに行ってみると、店のレジのところに父がいて、大きな声で何か愉快なことを言って店の人たちを笑わせているのだった。父に見つかりたくないので、店の中をレジから遠くに迂回して出て食堂へ行った。座敷席に上がっていた母と娘は刺身の大皿と何かもう一皿頼んでいて、ちょうど店の人が持ってきたところだった。おいしそうだった。
 父と母は60代で、娘は10歳ぐらいだったろう。いろんなわたしの心理が反映された夢ではないかと思った。

 週が明けるたびに、早朝に仕事に出て勤め先駅で降りて外に出るとだんだんに空が明るくなってくる。今日も、「ずいぶん明るくなったなあ」と思った。

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 気温も上がり、仕事を終えて帰宅する頃にはパーカーを着ていると暑く感じる。今日も自宅駅から南のドラッグストアへまわり、「ふるさと公園」を通って帰った。
 「ふるさと公園」への道、川沿いにはこのあたりでいちばんの桜並木がある。まだつぼみがふくらんでピンク色が見えるということにはなっていないが、この週末にはぼちぼちと咲き始め、次の週はきっと満開、「お花見日和」になることだろう。道ばたで宴会をやるような人たちが出てくるのかどうか知らないけれども、ココならばCOVID-19の影響もあまりないというか、ソーシャル・ディスタンスもたっぷり取って「お花見」できるのではないだろうか。わたしも花がいっぱい咲いたらこの道を歩いて「ふるさと公園」へ行き、「ふるさと公園」でお弁当でも食べようかしらんと思っている。お弁当は自分でつくりたい。

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 今日の公園は土曜日にあれだけ雨が降ったというのに、池は逆に水位が下がってしまっているようだった。水が黄色く濁っている。

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 池の上はたいていどこもオオバンばかりで、ハクチョウは葦の茂みの中で丸くなったっきりほとんど動かない。それでも今日は、マガモのオスとメスのカップルが見られた。

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 帰宅して夕方から、「GYAO!」で小林政広脚本、サトウトシキ監督の『団地妻 不倫は蜜の味』を観るのだった。この作品は先月観た『団地妻 白昼の不倫』の続編というか姉妹編というか、やはり出ている葉月螢の役名はやはり「朝子」だし、同じ団地の彼女の友だちも沢田夏子が演じている。『白昼の不倫』ではタイトルに反して「不倫」やらないのだけれども、今作は不倫だらけである(とも言えないが)。気分的には『白昼の不倫』の方が面白かったかな?

 実は金曜日から昨日日曜日まで三軒茶屋で、わたしが今までずっと観続けていたダンス・カンパニー「イデビアン・クルー」の公演があったのだった。イデビアン・クルーのダンスはいつもとっても楽しい。金曜日に『古代エジプト展』から帰ったあとになってこの公演のことを知り、当日券もあるというから「行きたいな」とは思ったのだった。それで気もちとしては「よし!土曜日に行くぞ!」というところだったのだが、土曜日があの土砂降りであった。とても行けるような天候ではなかった。
 では日曜日に行こうかとも思ったのだけれども、時間をおいてしまうと金曜日に『古代エジプト展』その他で近ごろにない散財をしてしまったことなど思い出されてしまうし、やはり翌日月曜日が仕事があるのにお出かけするというのは、どうも気がすすまない。けっきょく行かないでしまったのだけれども、今日になると「行けばよかった、行きたかったな」などと思うのであった。

 去年1年を通じて、舞台公演を観たというのは2月の文楽公演っきりで、つまりもう1年以上舞台は観ていないし、そういう「古典芸能」ではないモノというと、2年前の10月の三鷹でのダンス公演が最後ということになる。
 たしかに今のわたしは去年の入院~「COVID-19禍」以来、そんなにCOVID-19を畏れているというわけでもないのだけれども、わざわざウィルスのウヨウヨ浮遊しているところに飛び込んでいくこともないだろうという気もあるし、精神的に「引きこもり」になってしまっているということもあり、そういうイヴェントに出かけるだけでなく「盛り場」に行く、ということも控えるようになっている。
 別に、もうそういう生き方をしていこうと決めたわけでもなく、「何かいい機会があれば出かけたい」という気もちはあるわけで、去年の10月には黒沢清監督の新作『スパイの妻』を観たくって、8ヶ月ぶりに映画館に行ったりもしている(またそれ以来映画館には行ってないけれども)。そういう意味では、今回のイデビアン・クルーの公演は、ひょっとしたら「また行動的になる」いい契機だったかもしれないのに、まあ「チャンスを逃した」という気分である。
 今は外に出ないから、「今いったいどんな映画をやっているのか」とか、「どんな公演があるのか」などということがまるでわからなくなってしまっている。「これからこういう映画が公開される」とか「こういう舞台が予定されている」とかわかっていれば、もう少し真剣に検討してみることにもなると思うのだが。