ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-02-22(Mon)

 今日2月22日は、「にゃんにゃんにゃん」のネコの日。せっかくのそういう日なのだから、ニェネントくんにお祝いしてあげようかと思った。はたして、去年はニェネントくんに何かお祝いでもしてあげただろうか?とこの日記をみると、「ちゅーる」をあげただけだった。
 考えて、このところぜんぜんスペシャルな食事も出してあげてないし、久しぶりにお刺身でも買って帰ってあげようかと思い、「一割引きクーポン券」を持っているウチから二つ手前の駅前のスーパーに、仕事の帰りに立ち寄った。このスーパーで今まで「お刺身」類を買ったことがなかったけれども、ちょうどセール期間だったのか、けっこうな量の「刺身の盛り合わせ」が500円で売られていた。まぐろとサーモンとかんぱちとで、美味しそう。他にまたチョコレートとかスナックとか買って帰宅。

 買った「お刺身」はけっきょく、ほとんどがわたしの昼食のおかずになったわけだけれども、けっこう美味しい刺身だった。ウチの近くのスーパーの刺身よりはずっと美味。それにやたら刺身のツマが山盛りになってないところもいい。もちろん、ニェネントくんにも分けてあげる(ほんとうはニェネントくんが主役で、わたしが「おすそ分け」してもらうはずなのだが)。

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 読んでいたジョイスの『ユリシーズ』の第2巻を、ようやく読み終えた。読んだ感想を書くのは全部読了してから。しかし第1巻とちがって、素直に読みくだせない文章の連続にはなるし、登場人物も何十人にもなって、そんな人物が後の章で再登場すると「あれ?この人誰だっけ?」という状態になってしまう。はっきり言って「わからないところはわからないままに」読み進めてしまったので、このツケはこれ以降も重なってきてしまうだろう。ほんとうはまた再読したいところだけれども、今すぐにはムリだろう。
 この第2巻の巻末に、翻訳者の一人の永川玲二氏による解説「ダブリン気質」が掲載されていたのだけれども、「解説」というよりはこれは「アイルランド史」という読み物で、わたし自身アイルランドについてはほとんど何も知らなかったので、ずいぶんと教わることが大きかった。わたしは英国の伝承音楽を聴くことが多く、その過程でアイルランドの伝承音楽もそれなりに聴いていたわけだけれども、そんな音楽の背景も知ることができた(今までそういう「学習」をしなかったというのは、いくら何でも「怠惰」だが)。
 そうしたら、夕方になって土曜日に注文してあった『ジェイムズ・ジョイス伝』の1と2が届いた。ずいぶんと早かった。

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 わたしはAmazonマーケットプレイスでこの本を買って、2冊で送料ともで4千円ぐらいだったのだけれども、届いた本(帯は付いてるしけっこう美本)をよくみると、定価は8千円とか9千円とかするのだった。2冊で、今の消費税で計算すると1万9千円ぐらいになってしまう。注文するときはそもそもの価格など考えなかったのだけれども、今さらに「ひゃ~、ずいぶんと高い本だったのだな~!」とおどろいた。わが家にある本でも、トップクラスの高額書籍である。
 しかし、本としての大きさ、ボリュームもかなりのものだから、通勤電車では読めないか。そうするとやはりウチで寝るときに読むことになり、また時間がかかることになるのだろう。やはり、ウチで寝る前にしか読書しないという今の習慣を、しっかり変えないといけないと思う。