ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-11-15(Sun)

 2年前だったかの近所の教会のバザール(たしかクリスマスのバザールだった)で入手したショルダーバッグ、まあ100円ではあったし、「ちょっと一時的に使っていようか」と思っていたのが、特に気に入っていたわけでもないのにいつしか2年近くも使いつづけることになってしまった。前から「新しいのを買おう」とは思っていたけれども、そういう店をのぞいてみてもどこか気に入らなかったり、価格が高過ぎたりして、なかなか新しいのを買うことにならなかった。
 ついに「やっぱり買おう!」と決めて「こんどはヴィニールじゃなくって帆布製のがいいな」と思い、某Amazonで検索かけてみると、13,399円のが2,799円とかで売られていた。「それはダンピングしすぎじゃないか」とも思ったし、しばらく前にこのAmazonの偽サイトでダイソンの掃除機がすっごいすっごい安値で売られていて、「じゃあ」と注文したら、「掃除機」ではない中国製のサングラスとかが送られてきちゃったのだという「事件」があったばかりで、「コイツもそういうのじゃないのか」といっしゅん考えてしまったが、いま目の前に開いているサイトはまちがいなくAmazonのサイトなわけだし、いろいろとヤバいマーケットプレイスからの出品ではなくってAmazonからダイレクトに送られてくるようだった。
 商品の説明や商品写真を見てもポケットもいっぱいあるし、買いたかった「帆布製」だし、大きさも十分なようだったのでついつい買ってしまった(とにかく安いことだし)。

 購入手続きをして、もういちど商品を確認すると、「剣呑」の中国製のようだったので心配になる。どうもさいしょ見たときは明日明後日ぐらいまでの「期間限定」の特価品みたいに書かれていたように思えたのだけれども、「ユーザーレビュー」をじっくりと見てみると、何のことはない、いつでも常時この価格で販売しているようだった。縫製の弱い箇所もあるようで、「すぐに壊れてしまった」というレビューもある。心配だ。
 意外とスピード対応で、明日にはもう届くようなので、まずは「現物チェック」だ。

 今日は日曜日なので、いつもの日曜のように午前中に買い物に出かけた。このごろは一週間分の朝食代わりのバナナと、仕事先で飲むコーヒー飲料(わたしの好物のマウントレーニア)、それと「肉まん」もしくはハンバーガーみたいなパンのまとめ買いをする。
 まずはバナナで月曜から金曜までの5日分、5本の房を選ぶのだけれども、どうも最近は4本の房のものばかりになってしまって、ようやっと5本のを見つけてもずいぶんと小ぶりなのである。
 そして問題の「肉まん」だけれども、このスーパーは最近、何日か置きに勝手に欲しい「肉まん」5個セットの値段を40円ぐらいの幅で値上げしたり値下げしたりの繰り返しで、毎週肉まんを買おうとしている客としては非常に「不愉快」である。「お客さまのご意見箱」みたいなものがあれば書いて投稿してやろうと思うのだが、このスーパーにはそういうのは見当たらない。値段が高いときには「肉まん」はやめてハンバーガーっぽいパンにしたりするのだが、しかしこの日は安い方の価格に設定されてはいたので、「これなら文句はない」と買って帰ったのだった。

 スーパーのとなりのドラッグストアに寄ってみると、黒のニット帽が一個だけ売れ残っていたので、前にここで買ったカーキ色のニット帽は今ではいちばんのお気に入りだし、「柄マスクもいろいろと買ったから、ココは合わせてニット帽もコレクションしてみようか」と、買うのだった。

 今日は抜けるような青空で、これは「小春日和」といっていい暖かさだと思う。青い空には、誰かがちょっと描くのに失敗したような、下手くそな筆跡の雲が浮かんでいた。

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 外の暖かさのせいなのか、持ち前の怠惰のせいなのか、一日なんにもしなかった。午後からベッドに横になって読みさしの『ナボコフ伝』を読もうとするのだけれども、5ページも読むと眠くなってしまって寝てしまう。寝ているとニェネントがわたしのからだの上にのぼってくるのがわかるけれども、好きにさせておく。ちょっと重たい。

 2時間近くの午睡のあと目覚め、パソコンでネットをチェックしてそのあとテレビで大相撲を観る。今場所は2人の横綱はさいしょっから休場しているし、3人の大関のうち2人までも途中休場を決めている。先場所につづいて盛り上がらないことはなはだしい場所である。こういう場所こそひいきの栃ノ心とかがんばってほしいけれども、前半で負けがこんでしまって残念。それでもこの2~3日は力づくの相撲を見せてくれるようになったのだ。

 夕食にはこのあいだ「きゅうり」を買ってあるので、まだ1本残っているはずの「なす」と合わせて豚肉と炒めようと思っていたのだが、「いざつくろう」と冷蔵庫をみると、どこにも「なす」の姿は見当たらなかった。急きょ、「きゅうり」と豚肉、そして卵の炒めものに変更するのだった。なかなかの味だった。

 さて、COVID-19の新規感染者は東京でも相変わらず200人を越えているのだけれども、この千葉県でも過去最高の88人の感染者が出たという。しかも、となりの柏市(というか、ココも柏市みたいなものだが)での感染者が19人なのだ。この「感染者数」というのは、そもそものPCR検査の実施数が「おそまつ」といっていい少なさなのだから、ぜったいに「たった19人」などとは言えないのである。わたしはこの数は何百倍の値で考えないといけないと思っているし、柏市で以前は一日数人の新規感染者だったのがこの数なのだから、これは「危険水域」に達したと考えていいと思う。「都心に出かけるのは控えよう」、というのと同じぐらいに、「となり駅の柏にお買い物に行ったり、映画を観に行ったりするのもやめよう」と思うのだった。