ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2021-08-01(Sun)

 日曜日の朝。そして今日からは8月。昨日今日と、夢をみた。どちらも今は断片しか記憶していないが、昨日の夢は展覧会の情景だったようだ。夢の中で、「目の見えない人のためのアート(美術作品)」というのが登場してくる。その作品に触れると、フィジカルな「視覚」に頼ることなく、内的イメージとして作品を堪能できるらしい。夢なのでそのあたりの「視覚」と「内的イメージ」との混在はすんなりと了解されていて、夢の中での「内的イメージ」はけっこう豊かに体感できるものだった。そして、その作品の作者は「わたしの知り合い」ということらしく、作品の展示されている場所を訪れた若いカップルに、その作品を強く勧めているのだった。
 そして今朝の夢には、あのローリング・ストーンズミック・ジャガーにそっくりだという若い男があらわれ、この日はその男の誕生日だというのだった。わたしの目の前にその男が立っているのだが、長身で細身の身体をグレーのスーツに包み、そこまでに長髪でもない頭には黒のシルクハットをかぶっている。気の弱そうな面長で、ちっともミック・ジャガーになど似てはいない。彼のとなりにはもうちょっと背の低い男が付き添って立っていて、わたしは彼はビル・ワイマンなのだろうかと思っている(こちらもまたビル・ワイマンにこれっぽっちも似ていないのだが、わたしはそう思ってしまったのだ、「夢」だからね)。
 そんな瞬間のイメージしか記憶にないのだけれども、目覚めて思い返すと、その「ミック・ジャガー」だという男はアルチュール・ランボーであって、そばにいた「ビル・ワイマン」はポール・ヴェルレーヌだったのではないかと思うのだった。
 夢は夢。これらふたつの夢に何か「裏の意味」があるか、などということを考えるのは無意味なのだろう。ただ、忘れ去られるにも惜しい夢だったので、ここに書いておくのだ。

 目覚めてすぐ、「わたしは昨日ワクチン接種をしたのだった」ということを思い、「ワクチンの副反応は接種翌日の方が大きい」と聞いていたことを思い出した。「どうよ!」と、接種した左肩に意識を集中してみる。う~ん、若干なりと、薄い「痛み」のような違和感はあるだろうか。しかし、起き上がって腕を上げたりしてみても特に異常はない。毎朝のように体温を計測してみても、36度とまるっきし「平熱」だった。「こりゃ大丈夫だな」と思うことにするが、じっさい、この夜になっても、左肩の「痛み」を意識することはまるでなかった。これは、わたしが接種したのが「ファイザー社製」のワクチンだった故かもしれない。
 まあ一回目の接種よりも二回目の接種のときの副反応がより強いともいうし、まだまだ明日以降痛んでくることもあるかもしれないし、要注意ではある。

 そして、「ワクチン接種」を二回やったからといって、今急速に日本でもまん延している「デルタ株」への予防効果はあまり期待できないようだ。昨日の東京の新規感染者数はついに4千人を超えた。今日ネットで読んだ記事でも、ただ毎日会社に通勤し、コンビニやスーパーで買い物をしていただけという人も感染・発症されているようである。何でもその「デルタ株」の感染力は強力で、「すれちがっただけでも」感染することもあるとか。
 まあわたしの通勤時間帯は、出勤時も退社時もラッシュアワーには程遠く、座席のとなりに人が座るとはいえ、わたしの前に人が立つことはない(そのことで「安全だ」ともいえないだろうが)。仕事というのもほとんど人とすれ違うこともないし、そもそも「消毒」するというのがわたしの仕事のひとつでもある。
 そうすると、やはり今のわたしが留意すべきは、「お買い物」なのだろうか(あと、通勤のときの「乗り換え」でホーム間を歩くときも、わたしとしては「要注意」とは思っている)。もちろんマスクは忘れることなく、「ソーシャル・ディスタンス」に充分気を配り、やたらと前のお客さんが触りまくったような商品は買わないこと。このことに最大限、気をつかいたい。

     f:id:crosstalk:20210802130818j:plain:w500

 今日は寝てばかりで、ほとんど何にもしない一日になった(これもワクチン接種の副反応だったりして?)。食事は昼はアルファ米でちゃっちゃっとすませ、夕食はブロッコリーとベーコンのパスタ(これはけっこう手をかけて、美味しいパスタに仕上がった)。
 それから、久々に「GYAO!」で『オールド・ボーイ』という映画を観た。評価されていることはわかるけれども、あまりわたしの好きな映画ではなかった。