ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-10-23(Fri)

 金曜日。今日はまた仕事の帰りに寄り道して、『スパイの妻』をもういちど観ようかと考えたのだけれども、公開から一週間経って上映スケジュールが変わってしまっていて、仕事の帰りに寄ってちょうどいい時間からの上映が、どこの映画館にもないのだった。それでもやはりもういちど観たいので、明日にでも早い時間から出かけてみようかと思うのだった(それで帰りに「お買い物」するのもいい)。

 今日はずっと曇り空で、午前中もときどき雨が降り出すのだけれども、幸いにも出社のときも帰社のときも雨に降られず、傘をさすことはなかった。午後からは本格的な雨になったようだ。
 家に帰ると、ニェネントはわたしが帰宅したというのにわたしのことはまるで無視して、ベッドの毛布の上でのんびり休息しているのだった。「オレは帰って来たぜ!」とかまってやると、「大股開き」のはしたない恰好をみせてくれた。

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 非公式な「スクープ」だけれども、IOCは来年の東京オリンピックの「中止」を内定しているらしい。今ヨーロッパでは春の「第一波」を上回るCOVID-19禍が襲っていて終息の見通しなどとても立たない情勢だし、アメリカもブラジルも政策失敗でCOVID-19禍は収まらない。アフリカやインドでもCOVID-19は猛威をふるっている。オリンピック中止は当然の決断だろうし、決定が遅すぎるぐらいだ。まだ正式に決定されてはいないのだが、11月末にIOC会長が来日するということで、遅くともその時に「中止」が正式に決定されるだろう。
 そもそも日本は「世界がCOVID-19を克服できた証」としての東京オリンピック開催を海外にも告知しているわけだけれども、今の段階で誰も「世界がCOVID-19を克服できた」などとは思わないし、そもそも現在参加アスリートが充分なトレーニングもできない状態で、万全の体調で来年7月のオリンピックに臨めるとは考えられない。それに、海外からの関係者、観客が東京に集結してしまうことは大きな感染の経路になるおそれが高いだろう。
 本来オリンピックの主役であるアスリートの都合も考えず(なかにはやはり、「わたしは万全だからオリンピックを開催してほしい」というアスリートもいるだろうけれども)、世界の状況も見ずに、ただ自分の威信のためだけにオリンピックを開催しようとする連中のナンセンスさを、世界の人々はあらためて認識すべきだろう。というか、するだろう。
 そして、いまだにそのような「オリンピック開催」をフォローする報道を繰り返しているNHKも情けない。もはや「自民党政権の広報部」と堕しているNHKだけれども、東京オリンピックが中止と決定したとき、どのような報道をするだろうか。ネットの調査では85パーセントの人が「オリンピックの開催は無理だ」と回答しているというが、おそらくNHKは「中止」を受けて街頭インタヴューを行い、「残念だ」「ショックだ」という声ばかりを集めて放送するのではないだろうか。NHKが「公共放送」なのかどうか、そのときにまた判断材料になるだろう(まあ、まだどのようなことになるかは不明事項が多いけど、「開催」ということはないだろう)。

 今日は午後からはベッドにもぐり込み、ニェネントくんの妨害にもめげず、ナボコフの自伝『記憶よ、語れ』を読み終わった。読み終えるとやはり、定評あるブライアン・ボイドの『ナボコフ伝 ロシア時代』を読みたくなるのだが、上下二巻のこの本(高いのだ!)を買うとかなりの出費になるのだな。