ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-08-13(Thu)

 暑い日がつづく。今日はいちど帰宅してから買い物に出かけると暑さにやられるので、仕事の帰りにふたつ手前の駅で途中下車して、駅のすぐ前にあるスーパーで必要なものの買い物をした。今欲しかったのは「レタス」もあって、今はどこも「レタス」や「キャベツ」の価格は高沸している。自宅駅のそばの小さなスーパーでもレタスは250円ぐらいするし、いつも買い物をする北のスーパーでも300円ぐらいなのだ。今日途中下車した駅のそばには2軒のスーパーがあるので、くらべてみて安い方、というか、200円ぐらいで買えればそちらで買いたい。
 まずは左手のスーパー「M」に入ってぐるりと店内をまわってみて、とりあえずウィスキーなど買う。このスーパーではレタスは198円だった。今の水準ではかなり安値ではないかと思う。
 それで、右手のスーパー「K」へ行く。ここではレタスはやはり298円したので、買うのはさっきの「M」にしようと決めた。でもここではマヨネーズやキャノール油などを買い、精算時に明日から有効の「10パーセント割引券」をもらえた。実はコレを期待していたわけで、そろそろ「米」がなくなるので、もともと「米」の安いこのスーパーで、1割引きで買えれば大助かりである。
 「K」を出て、もういちど「M」に寄ってレタスを買ってから帰路に着いた。これからは「暑さ」の収まるまで、ふだんの買い物はこうやって、仕事の帰りにこの駅で途中下車してやることにしよう。

 家に帰ると冷房が効いていて、「なんて快適なんだろう!」と思う。エアコンというものは、「世紀の発明品」ではないのか。ところが今日のニェネントはリヴィングにはいなくって、以前のように和室の押し入れの中にこもっているようだった。それでも、しばらくすると押し入れから出てきて、リヴィングでわたしといっしょにすごすのだった。

 テレビをみていると、NHKなどは画面の上部と左側とが青い色で囲まれ、そこに「熱中症への警戒情報」がテロップとして出されているのだが、そんな中に「我孫子35.8度」などという文字も読み取れた。今日はもう買い物もすませたわけだし、一歩も外に出ないようにしよう。

 駅からの帰り道、昨日のように北の空に雲が見れた。昨日のような大きな雲がひとつではなく、「あれは入道雲だろう」みたいな雲が複数見れて、「今日も昨日のように雷雨に襲われるのだろうか」とは思っていたのだけれども、やはり3時ぐらいから外が暗くなり、そのうちに一、二度かみなりの音が聞こえてきた。「昨日と同じだな」と思っていたのだが、そこまでに雨が激しく降り出したという感じではなかった。
 しばらくは窓の外が茶色っぽく染まって薄暗く、「まだ雲の下にいるのだなあ」と思っていたのだが、5時を過ぎた頃に明るくなった。窓の外をみると、ちょうどウチの真上あたりで北側は青空、南側は暗い雲の下と、はっきりと境目でわかれているのだった。

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 このところ、天気は北から南へと変化しているようだから、「ああ、雨も過ぎ去ったな」と思ったのだけれども、これはツイッターとかをみると東京でも同じような天候の変化だったらしく、しかも東京ではあちこちできれいな虹が見られたようだった。まあ、このあたりでも外に出てみれば「虹」も観察できたかもしれない。

 夕食の前に風呂を沸かして入るのだが、とにかく今週は気温が高く、ということはつまり水道の水温も高いので、いつものつもりの時間で風呂を沸かすと、もう熱すぎて入ることができなくなる。この住居の風呂にはいまだにこういうところで悩まされてしまう。これが冬になると沸かすのに40分以上かかるのだが、今は10分でも熱すぎる。前の茨城の住まいは「給湯設備」が整っていたので、「温度」さえ設定してお湯を貯めればよかったので楽だったというのに。

 夕食は昼に買ったレタスと、昨日のつくり置きのポテサラ、トマトなどをサブに、今はけっこう冷蔵庫に蓄積されているナスを「焼きナス」にして、それをメインとしての食事になった。「じゃがいも」や「ナス」(それと「タマネギ」、「ニンジン」など)は、自宅駅の近くの農家直営スーパーが「激安」なので助かる。

 食事を終えて、寝る前にナボコフの『四重奏/目』の残りひとつ、『博物館を訪ねて』を読み終えた。う~ん、短篇集としては、この本(『四重奏/目』)こそがナボコフの「最高傑作」だろうと思う。読み終えたから感想を書かねばならないのだけれども、こういうクオリティの高い作品の感想を書くのはつらいのだ。