ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-10-06(Sun)

 また日本列島の南の太平洋上に台風が発生し、今後「猛烈な台風」に成長するという。昨日見た進路予想では「また日本海に抜けるのか」と思っていたのだが、今日見ると思いっきり日本列島を直撃しそうだ。しかも関西から関東にかけて縦断しそうでもあり、しかもしかもこの週末の12日にいちばん日本に接近し、上陸してしまいそうだ。12日というのは、わたしが名古屋に出かけようと考えている日である。こんなにヤバいことはない。わざわざ台風に向かって旅に出るようなものだ。

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 旅行自体を「中止」しようかとも思ったが、すでに買ってある新幹線チケットの代金2万円を無駄にするのはあまりにくやしい。チケットは12月まで有効なので「台風が去ったあとに」とかも考えるが、目的の『あいちトリエンナーレ』も14日で終了してしまうわけで、『あいちトリエンナーレ』のない名古屋にわざわざ行く気にはならない。いろいろ考えて、ここは金曜日に有給を取って仕事を休ませてもらい、11日の金曜日に名古屋入りするのがいいではないか、と考えた。台風の進路予想を見ると、12日の午前9時頃にはまだ台風も四国の南にあるようで、たとえ名古屋あたりを直撃するとしても(その可能性はかなりある)、午前中いっぱいはまだめっちゃ大きな影響もないのではないかと、甘く考える。
 最悪、いや最善は11日に「日帰り」してしまえばいいのだけれども、せっかく久しぶりの「旅行」なのだから、旅館に宿泊したいのだ。まあそのあたりは「気象情報」をこまめにウォッチし、最悪宿泊はやめて帰ってくればいいし、一泊して目覚めてヤバいようだったらすぐに帰ればいい。考えた予定では「野外展示」の多い「豊田市」周辺の展示を11日に観て名古屋に戻り、名古屋駅近くの「四間道・円頓寺」周辺の展示を観る。夜は市原佐都子の『バッコスの信女』を観て宿に投宿すればいい。それで12日は「名古屋市美術館」と「愛知芸術文化センター」を集中的に観る。そのあとは台風を振り切るように新幹線で名古屋から逃げ、自宅に戻って雨戸を閉めて家にこもる。そういう組み立てでいいのではないだろうか。

 ここは新幹線チケットを「いつでも利用できる」自由席券にしたのは大正解で、あとは12日としてある宿屋の予約がうまく11日に変更出来ればいいわけだ。
 それで、念のために11日夜の『バッコスの信女』公演をチェックしてみると、ネットでは「残席わずか」などと書かれている。こういうのは多少大げさに書いてあって、実はまだまだ余裕があることが多いのだけれども、まだまだ公演日まで5~6日あるわけだし、じっさいに前売りで席が埋まってしまって、当日券目当てで行ってみたら「満席です。入れません」などと申し渡されたりしたらシャレにならない。この日は日曜で問い合わせができないので、明日、当の劇場に問い合わせてみよう。
 ま、いろいろとやることがあって<非日常>の連続で、「さすがに<旅>だなあ」と思うのであった。