ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-10-02(Wed)

 旅行に行く! 決めた! まあ前から行くつもりではあったのだけれども、具体的に計画を進め始めた。
 わたしは以前はバンバン旅行をしていたわけだけれども、「記憶障害」になってしまうと、そういう「非日常」な旅行の思い出こそが真っ先に消えてしまう。おかげでわたしには貴重だった東欧旅行の記憶もほぼすべて消えてしまっている。プラハクラクフ、そしてベルリンの記憶は今いずこ。国内にしても、瀬戸内への旅行の記憶も残っていないし、仙台、奈良、京都、その他いろんなところに行っているはずなんだけれども、つまりは何も記憶に残っていない。
 まあそのことは「仕方がない」としてあきらめるしかないのだけれども、ここで問題になるのは、「じゃあ、旅行をするための<手順>とはどういうこと?」というのがわからない。

 実は今回は『あいちトリエンナーレ』に行くつもりだから、つまり名古屋へ行くわけだけれども、では「名古屋」に行くのに、例えば新幹線にはどう乗ったらいいの?とか、宿屋の手配はどうするの?とか、まるでわからない。
 でも、もう出発するに2週間ぐらいしか時間は残っていないし、あれこれとちゃんと<決定>しておかなければならない。出発は12日の早朝と決めてあって、12~13日と宿泊し、13日の夜には帰宅したい。これがまた、秋の<三連休>の真っただ中で、のんびりと「しゅっぱ~つ!」というわけにはいかないということに、今日になって気がついた。
 それで、まずは宿泊地を決定しなくてはいけないと、いろいろとインターネットでアクセスするのだが、先に書いたように時は秋の行楽シーズンのひとつのピークの三連休ともあって、ちゃんとしたホテルや旅館はすでに「満室」の表示になってしまっている。まあそういう「ちゃんとしたホテル」はもともと宿泊料も高く、わたしとて二の足を踏むようなたぐいのホテルなわけで、「名古屋あたりならもっと格安なホテル、旅館もあるのではないか?」と思ってさらに検索すると、「これは安い!」というビジネスホテルなども見つかる。「ネット予約」出来るようなシステムではなく、メールで問い合わせたりダイレクトに電話したりしなくてはならないのだが、名古屋駅から近くて格安のビジネスホテルに電話してみると、空きがあることがわかって予約した。それがまた、すっごく安いのだ。うれしい。

 旅館に予約するともう「ほんとうに旅行に行くのだな」という気分になる。あとは、往復の交通チケットを入手すること。
 いちばん安いのは「深夜バス」なのだが、これは安いのはいいのだが、時間的ロスが大きいし、それなりに疲労もしそうだ。名古屋に早朝に到着しても3~4時間という時間をつぶさなくてはならないし、とにかくはわたしにとって<久しぶり>の旅行なわけだから、旅行の過程の「車窓風景」とかも楽しみたい。やはりここは「新幹線」を利用しようか。新宿などにいっぱいある「チケットショップ」で、多少は安いチケットをゲット出来るだろう。もうちょっといろいろと調べよう。