ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-08-21(Wed)

 ニェッタとニャールのツーショットをスクープ! 二匹の仲は着々と進展しているようで、見た感じもいいカップルだ。しかし、ニャールはいつも落ち着いているな。ニェッタは「あんたのことは知ってるよ、ストーカーやめてよね!」という感じか。まあこの二匹が男の子と女の子だったりすると子どもが出来ちゃったりして大変なんだけれども、ここはひとつ「生産性のない」カップルでやっていっていただきたいものです。

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 週初めの天気予報の通りに、今週は天候が不安定で、毎日のように雨になる時間がある。今日は夕方近くに買い物に出かけたのだが、スーパーに入る前に「一天にわかにかき曇る」という感じで空が暗くなり、ポチポチと雨も落ちてきた。ちょうど避難するようにスーパーの店内に入っていたのだけれども、買い物を済ませて外に出てみると地面がすっかり雨で濡れていた。そのときはもうほとんど雨もやんでいたのだけれども、道にたまった雨水は相当な量で、車が通るたびにタイヤがすごい水しぶきを上げ、よけるのも大変だった。おそらくわたしがスーパーの店内にいた頃、外はすっごいことになっていたのではないかと思う。その時間に外をほっつき歩いていなかったのはラッキーだった。

 そのスーパーの外には「リサイクルコーナー」というのか、資源回収のようなコーナーがあり、皆が雑誌とか書籍とかをたばねて置いていくところがある。帰りにそのコーナーをちょっと覗いてみると、赤い表紙のしっかりした造本の本が山のように積まれていた。「何よ?」とたしかめてみると、それは岩波の「日本古典文學大系」で、おそらく全巻が置かれていたのではないかと思う。
 ‥‥いや、アレですよ。岩波「日本古典文學大系」を、そんなゴミのように扱ってはいけません。バチがあたります。「そんなことをするのならわたしがいただいて帰りましょう!」という気分になったけれども、買い物の帰りで抱えている荷物も多いし、そうやってウチの蔵書をこれ以上増やすのもいかがなものか、という気もちもあり、「これはぜったいに欲しい!」という、「黄表紙 洒落本集」一冊だけをいただいて帰った。

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 とにかくこの巻には山東京伝の作品が複数収録されているし、実はわたしは昭和初期に刊行された「洒落本集」という小さな本(それでも七百ページ以上ある)を持っているのだけれども、注釈も何もないこの本を読むには難儀している。それで、そこは定評のある岩波の<注釈>付きの一冊、そっちが読めればその「洒落本集」を読む手助けにもなってくれるやもしれない。とにかくは、「いいんですか? いいんですか? もらって帰っちゃいますよ!」という感じで家への道を急いだのだった。