ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-04-01(Mon)

 昨夜も9時前にはベッドに入って眠りにつき、今朝の4時にアラームで起こされるまでぐっすりと眠った。たっぷりすぎる睡眠時間だと思う。今日月曜日からまた一週間の仕事が始まるのだが、やはり胃の具合がよろしくない。こういう状態がつづくのならば胃腸科の病院に行ったほうがいいようにも思うけれども、わたしの場合その前に、まずは家で飲む酒の量を減らすとか、しっかり禁酒をすべきだろうと思う。それで状態をみて、やはり具合が悪いのが継続するようならば医者に診てもらおう。

 早朝に家を出ると、もう東の空が蒼く明るくなっているのがわかるようになった。もうじき、家を出るときにはすっかり明るくなることだろう。そしてじきに、「暑い暑い」というようになるのだ。

 仕事を終えて帰宅すると、珍しくニェネントくんが玄関ドアのところまでお出迎えしてくれていた。やはり「発情期」なのだろう。
 最近連絡を取っていない小曽根氏に連絡を取り、「これこれしかじかで胃の調子が悪く、禁酒するつもりだ」と語ると、小曽根氏は「じゃあボクは禁煙することにしよう。二人でがんばろうではないか」という。いいかげん共同作業も再開したいところだし、二人で禁酒禁煙、いいではないかと思う。

 それで今日4月1日は、この5月からの新しい年号の発表される日ということで、わたしとしてはそういうことに興味がないというか、知らないで済ませられればいつまでも知らないままで過ごしたいのだ。
 そもそも昭和から平成になったときは天皇崩御したときでもあるわけで、「喪に服す」ような気分の中での新元号の発表だったのだけれども、今回は天皇が退位されることで年号が代わるわけで、どうも世間の気分は浮かれているというか、その気分を安倍政権が利用しようとしているというか、新元号の発表を浮かれイヴェントにしようとしてるみたいだ。じっさい、今日の昼からは安倍がテレビに出てきて、新元号のことについてしゃべるらしいのだ。新元号を決めるのは安倍ではないのに、つまり自分の手柄にしたいらしい。
 けっきょく、「テレビは見ないぞ」と決めていた割にすぐにテレビをつけてしまい、新しい元号は『令和』だと知ってしまった。いつものクセでテレビはつけっぱなしにしていたのだけれども、この日のテレビはいつまでもいつまでも新元号のことばっかり。浮かれすぎである。
 ただテレビに映ってしまっただけみたいな、名も知らない市井の人のことを悪く言いたいわけではないのだが、どこかのおばさんが元号の発表を聞いて涙を流しておられたのにおどろいた。「どういうこと?」と考えたが、つまり「国からのお達し」を授かったという<感動>なのだろうか。それなら消費税が10パーセントに上がると聞いても泣くのかと思ったが、ニュースなどでアナウンサーが伝えるのではなく、例えば官房長官とかが発表し、総理大臣がしゃしゃり出て新しい元号についてしゃべくったりすると「ありがたい」と思ってしまうのではないのか。どうしようもない。
 これでは日本がどこかの国と開戦してしまって、そのことをテレビで総理大臣が国民に伝えれば、「ありがたいこって」と泣き出す国民が存在するだろうということだ。<大東亜戦争>というヤツも、そうやって始まっていったのだろうと想像がつく。きっと、日本人はその頃からちっとも変っていないのだと思う。こういう国を「民主主義国家」とは呼ばない。

 さて、夕方からすっごく久しぶりにお米を炊いたけれども、お惣菜をつくるのがめんどうで、さば缶を開けておかずにするだけなのであった。そういえばニュースで、今日から焼きそばの麺とかさば缶とかが値上げされたのだ、などといっていた。新元号のニュースに隠れていれば、どんなことも知らないうちに済まされてしまいそうだ。