ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-03-26(Tue)

 右目の、白目の部分が真っ赤になった。痛みもかゆみもないので自分では気づかなかったのだけれども、仕事場で人に「目が真っ赤ですよ」といわれ、鏡を見たらすごいことになっていた。たんじゅんに「充血している」などというレベルではなく、白目の部分が真っ赤になっていて、これはクリストファー・リーの演じるドラキュラのレベルである。放置しておけずに眼科医に行くことにした。

       

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「ドラキュラ」を演じるクリストファー・リー

 2年前に「飛蚊症」になったときに隣駅の眼科医に行ったことがあり、その診察券があるはずだから初診料はかからないだろう。そのときの診察でもていねいに診てくれた病院という意識もあり、仕事から帰ってしばらくして、午後の診察の始まる時間に合わせてその眼科医へ行った。
 「午前中の診察が混みあっていて、さっきそれが終わったばかりなのでしばらくお待ちいただくことになります」ということで、けっこう待たされた。持って行った本を読み終えてしまった。主治医が来る前に視力検査とか緑内障の検査とかをやり、「老眼とかないんですか」と聞かれ、小さい文字を読まされた。ふっふっふ、わたしは読めるんですよ。裸眼で文庫本の漢字にふられたルビだって読めますからね。
 ようやく主治医の診察を受けたのだけれども、「あなたは眼球の血管が普通の人より細いから、切れやすいんですね」ということで、つまり単に眼球の血管が切れちゃっただけらしい。「高血圧の薬で<血液がサラサラになる>とかいう薬を飲んでらっしゃいますか?」と聞かれ、まさにその通りです。これも今回のひとつの原因。「これはもう、血が眼球に拡がってしまっているだけなので、治療とかできるものではないんですね。完全に消えるまで20日ぐらいかかると思いますよ」ということだ。思い出してみれば、4~5年前にも同じことが起こっていたのだった。「眼帯とかしてみようか」と話すと、「眼帯は危険だからあんまりおすすめできませんね。サングラスとかの方がいいです」ということ。「顔を洗っても血管が切れてしまうことがありますから、強く目のあたりをこすらないようにしてください」と。
 ‥‥けっきょく、本来の「赤目」の治療とかは何も受けず、ただ検査をしたせいで3千円ぐらいかかってしまったではないか。ま、今のところ緑内障の心配はないし、近視とはいっても矯正すれば1.2ぐらいの視力にはなるし、そういう問題はないですね、ということではありました。

 しかし、ノートパソコンが壊れて以来、安くはない胃薬を買ったり、こうやって眼科医に貢いであげたり、どうもどんどんと財布が軽くなる。今日も早くに帰宅したら久しぶりに米を炊いて「自炊」しようかと思ってもいたのだけれども、遅くなってしまったので「これから自炊なんてやりたくない」と、帰り道スーパーに寄って「寿司」のパックを買って帰った。
 帰宅して寿司を食べようとしたら、ニェネントが「魚の匂い」を嗅ぎつけてか、そばに寄ってくる。「何かあげようか」と、サーモンをシャリからはがしてニェネントにあげる。ニェネントくん、ぺろりと食べてしまう。そうだよね、寿司のネタの魚なんてちょっとしかないからね。まだ食べ足りない顔をしているニェネント。じゃあまぐろの赤身もあげましょうかと思ったが、それでは寿司が寿司であるところのものはみんなニェネントに食べられちゃう感じで、その赤身は半分にして、ニェネントと半分こするのだった。