ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2024-03-19(Tue)

 昨夜はちょっと早く寝てしまおうと、8時前にはベッドに入って本を読み始めた。しばらくして「ピンポ~ン」と誰か来て、「誰やねん」とドアを開けると、宅急便の配達だった。
 旧友のYさんが、また野菜とかいろいろと送ってくれたのだ。段ボール箱を開けてみると、ネギやシイタケ、葉付きのダイコンその他の野菜類と、焼酎のパックとかが入っていた。感謝である。うれしいね。

 予報では、今日は昨日に比べてずっと気温も下がって寒くなると言っていたけれども、そこまで寒いとは感じなかった。前にも書いたが、昨日気温が上がって地面が温められて、今日はその熱が放射されて「気温のわりには暖かく感じた」ということではないか、などと思うのだった。

 これは昨日「ふるさと公園」の近くの桜並木で撮った「桜のつぼみ」だけれども、開花が近ければもうちょっとつぼみも大きくなっていて、先端がピンクになっていたりするものだろうけれど、「まだまだ」という感じだ。このあたりの桜の開花はこの週末ではないかと予測した。

     

 今日は買い物とかに出かけずに一日部屋にこもっていた。昼からのNHKのニュースに、週末だけの出演のはずの池田伸子アナウンサーが出ていた。「どうしたんだろう。珍しいな」と思ったら、この日は日銀が十何年ぶりにマイナス金融政策を解除したわけで、ニュースも時間を延長して45分もやっていた。それで後半は池田アナウンサーが解説委員とちょっとした討論を行っていたのだった。
 実はわたしは、この池田伸子アナウンサーのファンではあるのだが、こういう経済問題の報道のときに、単に原稿を読むだけでなく、解説委員とかと(おそらくは原稿なしで)対話をしてニュースを深められるのが彼女の素晴らしさで、こういう司会のできるアナウンサーはなかなかいない。この日は日銀の緊急決定ということで呼ばれたんだろうなと思ったが、(わたし自体が経済のことはわからないのだが)彼女ならではの司会ぶりだったと思う。
 冒頭、珍しく前髪が乱れていて、手でかき上げるなどというシーンもあったが、この日急にこの日銀のニュースが伝えられ、「彼女に司会をやらせるべきだ」と急きょ呼び出されたのではないか、などと想像してしまった。
 4月になるとNHKは午後の時間に新しく「ニュースショー」的な新番組を開始し、その司会の一人がこの池田アナなのだという。わたしとしては見るしかないだろうか。

 最近、実はX(旧Twitter)を閲覧するようになっていて、もちろんわたしは「反ヘイト」の立場の人たちをフォローしていて、じっさい「X(旧Twitter)」がどんだけ「ヘイト」発言にあふれているかはわかっていないところはあるだろうけど。

 日曜日には川口駅前で「クルド人排斥」を訴える連中の、「ヘイト集会」が行われたらしい。
 産経新聞はいまだに集中的に「川口のクルド人排斥」記事を書きつづけていて、先日は「産経新聞が問題にした川口・蕨でのクルド人の事件22件のうち、産経新聞以外のメディアが問題にしたのは2件ぐらいしかない。これはどういうことだ?」という記事を書いていたが、これはいとも簡単な理由で、「それらの事象には事件性は認められない」からこそ、ほかのメディアは記事にしていないのだ。じっさい、産経新聞の記事には「憶測」によるものも多いし、「X(旧Twitter)」で「クルド人排斥」を訴えてしまっている人も、そんなクルド人が行ったとされる「蛮行」を目撃した人はいなくって、「聞いた話だが」と語るばかりである。
 その昨日の「クルド人排斥集会」の様子も「X(旧Twitter)」にいろいろ書かれていたが、現場ではそんなヘイト集会に反対する声の方が大きかったらしい。というか、「クルド人排斥」を訴える連中はその地域の「混乱」をこそ目指しているようであり、地元の人たちの「反撥」は強いという。
 産経新聞などネット上での「反クルド人」記事を読んで「そうなのか」と思ってしまった年配の女性が、クルド人らしき人たちが集まっているのを見て警察に通報したこともあったらしいが、もちろん「何の問題もない」、単なる仕事上の集まりだったということで「一件落着」したらしい(これはかつて、ネット記事を読んで根拠もなく「嫌韓思想」に染まり、韓国人に暴力をはたらいて逮捕された御仁と同じ構造である)。

 わたしが「X(旧Twitter)」で読んだ限りでは、「クルド人排斥」の動きは逆に排斥されているようには見える。
 しかし、Yahoo!ニュースがわざわざ毎回取り上げる産経新聞夕刊フジなどの「クルド人排斥」記事には、(見ても気分が悪くなるからほとんど見ないが)ほぼ100パーセント、そんな記事の立場を支持する「クルド人排斥」のコメント(ヤフコメ)が連なってしまうのだ。
 どうも、言えるのは「Yahoo!ニュースは反動・保守・レイシストの味方をしていて、日本の反動化を後押ししている」ということだろうか。

 今日は午後から、「Amazon Prime Video」でベニチオ・デル・トロ監督の『シェイプ・オブ・ウォーター』を観た。ラストはほぼ号泣、だった。

 映画を観たあとは大相撲の中継を見たが、この日も新入幕の尊富士は勝ちつづけ、幕内でただ一人全勝なのだ。これから上位陣にぶっつけられ、「新入幕で優勝」な~んてことを阻止する動きに巻き込まれることだろう。最近の大相撲では毎回のことだ。

 夕食には、Yさんに送ってもらったダイコンの葉を使い、お得意の「ダイコンの葉と豚肉のバター醤油炒め」をつくった。とにかくこの献立は「かんたんでおいしい」のだ。