ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-12-27(Wed)

 今日は、となりの市の図書館へ本を借りに行く。もうすっかり図書館で本を借りることをしなくなってしまっているし、調べるともう4年ほどは図書館を利用していない。それに、今日行こうとする図書館で本を借りるのは初めてのことだ(以前はウチからその図書館とは反対方向に歩いた、A市立の図書館を主に利用していた)。
 先週、となり駅の映画館で映画を観た帰りにその図書館の場所を確かめて、そこからウチまで歩いて帰ったので道筋はわかっている(つもり)。先週は帰りに寄り道もしたのでたしかな所要時間はわからないが、わたしの思うところでは、50分まではかからないだろうと思っている。じっさい、A市の図書館にしても歩いて行くと40分ぐらいはかかっていたはずだから、大したちがいがあるわけではないだろう(以前は、これから行くK市の図書館は「とても歩いて行ける距離ではないだろう」と勝手に思い込んでいたので、「K市の図書館へ行こう」という発想もなかったのだ)。

 午前中は、この頃はニェネントくんがリヴィングでホットカーペットの上で暖を取ってもいるし、やはりホットカーペットの電源を入れっぱなしにして家を空けるのはやりたくないと考えて、ニェネントくんがホットカーペットを降りるのを待ち、昼食時間を少し早くして12時ぐらいに家を出た。
 空には少し雲も出ていたけれども、陽が照っていてそんなに寒い日ではなかった。この日は図書館のHPに出ていた、わたしがいつも使う駅からの経路の地図に従って歩いた。
 初めて歩くところだったりもするが、「ふるさと公園」に流れ込む川沿いの道を歩き、途中から右に折れて住宅街の中を歩く道。
 川沿いの地面に白い鳥が降りていて、「白いハトかな」と思って写真を撮ったのだけれども、帰宅して写真を見ると「カモメ」だった。こうやって、カモメが一羽だけでいるのはけっこう珍しい。

     

 先日、図書館からウチへと歩いたときに途中にけっこう急な下り坂があって、「これは上るときにはちょっとキツいかも」とは思ったのだったが、予感の通り、その急な上り坂はけっこうキツかった。それでもその坂を上り切るともう図書館は近く、交通量の多い国道を渡るとじきに図書館に着いた。所要時間は45分だった。まあ上り坂はへばったけれども、疲れるという距離でもない。

 図書館で借りた本は、昨日『ロリータ』を読み終えたもので、その翻訳者の若島正氏の書いた『ロリータ、ロリータ、ロリータ』という、ちょっと貸出し口に持っていくのがこっぱずかしいタイトルの本と、やっぱりナボコフの『セバスチャン・ナイトの真実の生涯』との2冊。『セバスチャン・ナイト』はウチに持っているはずなんだけれども、先日本棚をひっくり返して探したけれども見つからなかったのだ。今読みたい本なので、もう探すのはあきらめて図書館で借りたのだ。

 帰りは、その帰り道からちょっと「ふるさと公園」側に行ったところにあるどうぶつ病院に立ち寄って、先日注文してあったニェネントくんのキャットフードを引き取って来ようと思っていたのだが、道の分岐点まで着いたところで「今日はどうぶつ病院は休みだった」と気がついた。まっすぐに家に帰ることにしたが、途中に駅前のスーパーに寄り道し、キャベツとタマネギとを買って帰るのだった。帰宅して2時ちょっと前。図書館での時間などマイナスして、往復1時間半というところだった。
 帰りに、久しぶりにウチの近くの家で飼われている、わたしの大好きなワンコの姿を見れた。元気そう。

     

 夕方から、3編つまったオムニバス映画の『女経』というのを観た。監督は増村保造市川崑吉村公三郎で、主演は若尾文子山本富士子、そして京マチ子。それぞれ30分ぐらいの作品だし、それぞれの女優を楽しむ、ちょっと軽い「短編集」というところだった。

 今夜は今年最後の満月だったことを思い出し、夕食のあとに外に出てみたが、ドアを開けて外に出たときは西の空にチラッと月の姿が見えたのだが空には雲が多く、見晴らしのいいところに出てみたら、もう雲の影に隠れてしまっていて、わずかに雲のすき間から月の光が漏れているのだった。