今日も寒い。朝起きてベッドから出るとき「う~っ!寒い」という感じ。すぐにストーブのスイッチを入れるのだが、この朝はニェネントくんもリヴィングにやって来て、しばらくはストーブの前でうずくまって丸くなっているのだった。ニェネントくんも寒いのだ。
それで、そんなニェネントくんが寒がっているらしい様子をみて、ペットの飼い主としてかなり失格なわたしもようやっと、ニェネントくんのために「ペット用ホットカーペット」を買ってあげようと思うのだった。こんなのは何年も前に買っておかなくってはならないものだというに、本当にダメな飼い主だ。クリスマスも近いし、ニェネントくんへのちょうどいい「クリスマスプレゼント」というところだ。
「クリスマスも近い」と考えると、もう今年2023年もあと10日ほどしかないのだった。別に「年末だから」ということもないのだけれども、年内に買っておきたいものもあるし、内科クリニックへも年内に行っておかなくてはならない。それともうひとつ、ニェネントくんのキャットフードがもうなくなるので、これも年内に買っておかなくてはならない。
そういうのが年末年始の休みにかからないようにと予定を立てようとすると、あんまり毎日のんびりとしているわけにもいかないのだ。
来週は映画『君たちはどう生きるか』を観に行きたいし、実は昨日あたりから、先週観た『パトリシア・ハイスミスに恋して』をもう一度観ておきたくもなってしまった(先週観たときにぼんやりしていて、「あれ?どういう展開だっけ?」とかわからなくなっているのだ)。
それで予定を立てて、明日は『パトリシア・ハイスミスに恋して』を観に行き、来週火曜日は内科クリニックへ通院、そして水曜日に『君たちはどう生きるか』を観に行こうか、ということにした。
で、明日はとなり駅の映画館に『パトリシア・ハイスミスに恋して』を観に行くとして、上映スケジュールでは11時半には映画も終わるので、そのままそのとなり駅に近いとなりの市の図書館へ行ってみようか、などと考えた。そしてその図書館の帰りは電車には乗らず、ウチまで歩いてみようという計画を立てるのだった。
マップを見たところでは、わたしの考えではその図書館からウチまでは歩いて40分ぐらいではないかという見積もり。道を確かめておくこともあるし、実際にどのくらい時間がかかるかを知るためと、それだけ歩いてへとへとになったりしないかとか、いろいろと知りたいこともある。もしも考える時間で行けて、そこまで疲れないようだったら、本格的にその図書館の利用を考えたいのだ。
この日は夕方から、増村保造監督、若尾文子主演の『爛』(ただれ)という映画を観た。ちょっとサスペンス調もまじえ、面白い映画だった。
夕方に、リヴィングのカーテンのすき間から見えた外の空に、黒い雲が見えたのでカーテンを引いて空を見たら、最近には珍しく「ちょっと不穏」な感じの空なのだった。