ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-11-04(Sat)

 昨日ニェネントくんの爪を切ってあげようとして怒りを買い、わたしから距離をおいてしまったニェネントくんだが、今日はもうそのことは忘れたようで、懐くときには懐いてくれるようになった。しかし、爪切りはしばらくはお預けにしよう。

 今日も晴天でやはり気温も上がったのだけれども、午後の報道でついに東京都心でも「夏日」になり、26℃を超えたのだという。ところがこのあたりは体感としては昨日ほどの暑さは感じられず、夕方には肌寒い気もして、それまではTシャツ1枚だったのを上からシャツを羽織ったのだった。

 午前中に北のスーパーへ買い物に出たのだけれども、北の空の高いところにはまだ月の姿が見られるのだった。カメラを向けてシャッターを切ったけれども、月はしっかりボケボケで、どこに見えるのかよくわからないだろう。

     

 この写真を撮ったとき、空の高いところに、羽根を大きく拡げた鳥が丸く円を描いて飛んでいた。あわよくば写真に写っているかと思ったけれど、残念ながら撮れなかった。
 このあたりで見られるああいう鳥は、「トビ」か「オオタカ」だと思うけれども、その形からもやはり「トビ」だったろうと思う。「トビ」にせよ「オオタカ」にせよ、めったに見かけることのない鳥ではある。

 この日は夕方から「Amazon Prime Video」で、三木聡監督、麻生久美子主演の『インスタント沼』を観た。『時効警察』の路線上にあるような作品だけれども、コメディアンヌとしての麻生久美子のはじけっぶりを大いに楽しんだ。

 映画を観たあとはこの日もまた「日本シリーズ」、第6戦である。この日のオリックスの先発は第1戦先発の山本由伸投手。第1戦で阪神は打ち崩せたが、連続して攻略できるかどうかがポイント。
 それが2回の表、わたしがひそかに応援している先頭のノイジーがホームランを打って、1点先取したのだ。
 しかしそのあとの一死一、三塁と追加点のチャンスを活かせず。少し後にもふたたび一死一、三塁になったのだが、またも無得点。オリックスは軽々と逆転し、すぐに1-4になってしまった。今日は「負け」だなと、早々にテレビを消して寝るのであった。
 けっきょくこの日は1-5でオリックスが勝ったのだけれども、わたしの勝手な感想で言うと、第4戦・第5戦と、オリックスはピッチャーの交代のタイミングを失敗して敗れたようなところがあったので、この日はピッチャー交代をやらずに山本投手に完投させたのが勝因だっただろうか、とも思う(まああれだけの尻上がりに良くなるようなピッチングだと、交代など考えなかったかもしれないが)。

 イスラエル軍は病院施設の爆撃も行ってきたけれども、この日の報道では救急車の車列を空爆し、多数の死傷者を出したという。このような非人道的な行為に対し、世界から非難の声は大きくなっている。
 しかしイスラエル当局は、「救急車にハマスの幹部が乗っていたとの情報を得ての爆撃」と説明したという。しかしそれではハマスの幹部1人を始末するためには何十人もの無垢の人々を犠牲にしていいのだという論法になり、とうてい常識で受け入れられる方策ではない。
 アメリカやヨーロッパでは、ユダヤ人を対象とした差別、攻撃が顕在化している。もともとユダヤ人に対する差別意識には根強いものがあっただけに、このようなイスラエルのガザでのふるまいは、さらに世界でのユダヤ人差別、排斥の動きを大きくするものではないのか。「イスラエル支援」を公にしているアメリカやヨーロッパ諸国は、今は静観するのではなくアクションを起こすべきだと思う(今読んだところでは、イスラエル軍地上侵攻部隊にアメリカ兵らも加わっていると!)。