ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-07-01(Sat)

 昨日の朝ドラ「らんまん」は、前半の締めくくりとしてまるで最終回のような展開になった。万之助と寿恵子の披露宴から始まり、その席で綾と竹雄が結婚して峰屋を継ぐことがタキの口から告げられた。このことは出席していた峰屋の分家を怒らせもするが。
 そのあとは満開の桜の樹の下で、タキを中心に槙野家の皆が集合する姿を、過去も未来も含めて見せ、ラストはその桜の樹を見上げるタキの姿に、タキの死が語られて終わるのだった。
 もう今ではなかなか見られない、「古典的」ともいえるファミリードラマの最終回という感じだった。
 これで来週からはタキも綾も竹雄も出演はなくなり(そのうちに綾と竹雄が登場することもあるだろうが)、万之助と寿恵子とのドラマになるわけだ。

 今朝、注文してあったmicroSDカードが届いたので、まずは旧スマホに仕込んでフォーマットすることにしたのだが、パソコンで「AndroidでSDカードをフォーマットする方法」を見ながら実行するのだが、『スマホの「設定」を開き、「デバイスケア」をタップします』と書かれている通りに「設定」を開くのだが、「デバイスケア」なるものが表示されないのである。つまりそこから先に進めない。
 その他の操作も似たようなもので、パソコンで表示されるオペレートの手順と、じっさいにスマホ側で表示される内容とが異なっていて先に進めない。これはもはや、自力での新スマホへのデータ移行はムリということだろうか?

 これをワイモバイルの店舗に依頼して「移行」をぜ~んぶやってもらうことも出来るが、これが約四千円も費用がかかるわけで、なるたけお世話にならないで済ませたい。
 しかしけっきょく、この日はほとんど作業に進展もないまま疲労し、午前中には作業をやめるのだった。

 この日の次のトラブル。ついニェネントくんのトイレの掃除をさぼってしまい、この日まとめて掃除をした。
 表面から見たのではわからなかったのだが、おしっこはネコ砂の下の方までしみ込んでしまっていて、すっごい「ヘドロ」のようになってしまっていた。
 このネコ砂はトイレでそのまま流せるので、チリトリで集めてトイレで流すのだが、この日はほとんど詰まってしまい、あやうく流した水があふれ出しそうになった。トイレ掃除のブラシを突っ込んで詰まりを取ろうとしたが、水を流すとまたあふれそうになった。
 「これはダメだ」と覚悟を決め、トイレの中に素手を突っ込み、奥の方に手を伸ばして「詰まり」を除去した。これでようやくスムースに水が流れるようになって「一件落着」。
 しかし、トイレの奥に手を突っ込んだのは初めての体験だった。まあニェネントくんの出したモノだからあまり汚いとも思わないが、これからはもっと、マメにニェネントくんのトイレの掃除をしなくっては。

     

 この日はネットで興味深い記事を見つけた。むかしのテレビで有名番組だった『エドサリヴァン・ショー』の司会者のエドサリヴァンに関する記事だったが、彼はその『エドサリヴァン・ショー』でシュープリームステンプテーションズなどの黒人ミュージシャンを白人と同列に扱い、「公民権運動」を後押ししていたというのだ。「モータウンサウンド」が「新しいアメリカのサウンド」と呼ばれるようになったのは、エドサリヴァンのような”味方”、”共犯者”がいてこそだったと、このコラムの著者のケヴィン・パウエル氏は書いている。
 さらに、マーティン・ルーサー・キング牧師が暗殺されて2年後、『エドサリヴァン・ショー』にはゲストにキング牧師の未亡人、コレッタ・スコット・キングさんが出演し、キング牧師の有名な2つの演説の映像を紹介し、アメリカのあるべき姿を訴えた。感極まったエドサリヴァンは番組の最後にキング夫人に挨拶し、頬にキスをして握手を交わしたのだという。
 わたしはエドサリヴァンという人は、プレスリーの腰を振って歌う姿の腰から下を写さないようにしたり、ローリング・ストーンズの曲の歌詞を変えて歌わせたりと、彼の容貌もあってガチガチの「保守」の人だと思っていたが、彼はそれとは異なる顔を持っている人物だった。わたしは彼への認識を大きく改めることにした。下にリンクさせる記事はいつまで読めるかはわからないが、読むにはクリックして下さい。

エド・サリヴァンが黒人の歴史に果たした重要な役割:音楽や歴史を紹介し、差別に抵抗した司会者

 7月の1日になったので、前から決めていたように「U-NEXT」に再契約をした。そしてまたヒッチコック作品を連続して観ようと思うのだが、今日の午後はまずしょっぱなに、昨日見つけたヴェルナー・ヘルツォークの『グリズリーマン』を観た。
 ‥‥ショック、というよりも主人公の活動に驚かされた作品だったが、音楽をわたしの大好きなリチャード・トンプソンが担当していて、彼のギターを聴けたのもうれしかった。

 そのあとはヒッチコック映画再開。『ダイヤルMを廻せ!』を観るのだった。