ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2023-03-17(Fri)

 朝に目覚めたとき、奇妙な夢をみていた。それは人や情景が登場するような夢ではなく、あくまで「わたしの想念」のような夢なので、登場人物とかがあるわけでもなく、それは「夢」なんかではなくって、起き出す前にわたしがぼんやりと「空想」していたことではないかと思うのだが、その「夢」というか「想念」は、わたしが覚醒しているときには決して考えることもないようなことがらだったので、やはりわたしとしてはその「想念」は「夢」のひとつと分類しておきたい。
 起きていれば考えることもない事柄だから正確には記憶していないのだけれども、その夢の中ではこの想念、思考をしばらく続けていたと思う。

 その夢というのは、昨夜寝る前にネットのニュースで読んだニュースの影響からのもので、そのニュースとはある大手出版社の刊行したコンピューターゲームの歴史を総括した書物が「内容が事実と異なる」とか「著者は自分の都合のいいように事実を曲げている」とか批判されているというものだったのだ。
 夢の中で、そういう「現象」というものがわたしの中で数学的に置き換えられ、「<事実>と思われていることも、そこに<虚数>を掛け合わせれば、すべてが<虚偽>になってしまうではないか」などとわたしは思っていて、「虚数」こそが「世界」を異なる次元から解釈する「切り札」だ、などと考えている。その夢の中で「虚数」は[-h]とかいう記号で表記されていたみたいだけれども、現実には「虚数」は[i]なのであった。アルファベットの、[h]の次が[i]だ。おしかったね!

 しかし、自分はこのような抽象的な思考というか、観念的な頭は持っていないと自分では思っていただけに、ちょっと驚いてしまった(まあそれで特に優れているとかいうのではないが)。

 今日もけっこう暖かい日になって、ニェネントくんも和室の自分用のクッションの上で丸くなっていることが多かったのだけれども、それでわたしが和室に足を踏み入れると、わたしから逃れるように、わたしを避けるようにキャットタワーの上にまずはジャンプし、そこからそばのクローゼットの上の古いペットキャリーの中へ「避難」するのだ。

     

 そのように逃げられると、なんだかわたしのことを忌み嫌って避けているようで、気分が良くないのである。
 この写真のそばの地球儀で、ちょうどオーストラリアがこっちを向いているけれど、先日ネット上で「世界はオーストラリアで遊ぶネコなのだ」というマップを見たばっかりだった。このマップは気に入って自分のパソコンにコピーしてあったので、ここに紹介しておきましょう。

     

 今日は昼食に買ってあった「ざるラーメン」のさいごの一食を食べ、そのあと昨日「第一部」を観たワン・ビン監督の『死霊魂』の「第二部」を観た。
 夕食は「お好み焼き」をこさえて食べ、そのあとに『死霊魂』の「第三部」を観て、全495分観通した。「第三部」の後半では、涙がとまらなかった。