ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-11-23(Wed)

 夜、寝ているときに面白い夢を見た。わたしは友人たちと、何かのイヴェントのためだかで都心のビルの部屋に宿泊している。「都心」というのはわたしがそう思っているだけで、景色・風景が現実の都心に似ているわけではない、これは別世界の「都心」なのだ。
 時間があったのでわたしは宿泊しているビルの外を歩いてみるのだけれども、そこにはむかし(昭和の初期)デパートだったらしいビルがあり、その通路側の壁面には花崗岩を掘ってつくられた「松竹デパート」というモニュメントがあった。「これはあとでカメラを持って来て写真に撮っておきたいな」とわたしは思っている。
 まだ、この夢にはつづきがあるのだけれども、ストーリーとしてはこれ以降支離滅裂になってしまうので、自分の記憶のために書いておくのはここまで。

 この日は外はずっと雨で、気温もまったく上がらずに真冬のような寒い一日になった。もちろんわたしは家から一歩も外に出ないで引きこもっていた。
 「引きこもり」の達人であるニェネントくんは、リヴィングの出窓の上にあがったりしてのびのびとやっているようだ。

     

 「昼食はどうしようか?」と考え、お米は炊いてあるものだから生卵をかけて、「玉子ご飯」などをやってみたが、これは美味しいものではなかった。

 昼からは観ている『グッドフェローズ』の音声解説の第2弾、映画の主人公本人のヘンリー・ヒルと、彼の裁判などを担当した司法官との「警官と悪党との音声解説」と題されたものを視聴した。これは本編映画をフォローするものとしてめっちゃ面白く、まさに事実に即してつくられた本編映画を「実録映像」として、その主役本人が映像に対してコメントを語っていくのである。
 これはまさに映画そのものを「説明解説」するものであると同時に、主人公のその場面ごとの心情を語って聞かせてくれるという、興味深い「音声解説」だった。じっさいにこの映画が「現実に起こったこと」から離れずに演出されていることもよくわかったし、主人公の抱えていたその場その場の「恐れ」もよくわかった。
 これはその主人公のヘンリー・ヒルという人物が思いのほか「頭脳明晰」な人物であったこともプラスし、見ごたえ(聴きごたえ)のある「解説」ではあった。観終わって思えば、「本編」を観てそのあと、この「警官と悪党との音声解説」を聴くのは「必須」なのではないかと思うぐらいだ。
 これであとはディスク2の「メイキング」とかを残すだけになった。ここまで観たらぜ~んぶ観てしまおうとは思っているが、明日には観終わりたい。

 このあとは大相撲をみて、夕食にはチャーハンをつくるのだった。炊飯器を新しくしていちばんうれしいのは、チャーハンをつくって美味しいことであろうか。この日も美味しいチャーハンをつくれた。

 さて実は、この日はサッカーのワールドカップでの日本vs.ドイツの開催日。わたしは特にサッカーファンなどではなく、その戦略はおろかルールさえもしっかりと理解してはいないのだけれども、やはり世界で最も多くの人が夢中になるスポーツ、そういう今日のゲームを皆と共有したい気分にもなり、試合開始時間に合わせて起き出してテレビを見るのだった。
 しかし、前半は日本のキーパーのペナルティから1点を失ってしまったし(このペナルティは見ていてキーパーの意識的なものではなく、前につんのめってしまったのがドイツの選手にかぶさってしまった「不運」なものだとわたしは思ったが)、ゲーム中ほとんどの時間をボールをドイツ側が支配していて、「これは勝てる可能性はまずないだろう」と思ってしまい、前半が終了したところでベッドにもぐり込んでしまった。
 それでもベッドの中でなかなか眠れず、「どうなったのか?」と、11時半ぐらい(後半の30分ぐらいのところ)でスマホをつけ、その後の経緯を見たのだが、なんと、ちょうどそのときに日本が同点のゴールを決めたところだった。
 「これは!」と思って寝転がったまま見続けると、それから何分も経たずにまた日本のゴールで逆転するのだった。この2点目のゴールはわたしにはわからないが、けっこうウルトラ技の驚くべきキックだったと思う。
 この時点で後半40分ぐらい。けっこうロスタイムが長くって、もうドイツはキーパーも含めて全員で攻めて来るので怖かったが、ちょうど12時ジャストぐらいにタイムアウト。日本が初戦を勝利で飾ったのだった。あとのことは明日。