ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-04-08(Fri)

 この朝は久しぶりに雲もなく晴れていたので、早朝に家を出たときから、少し東の空が明るくなっているのがわかった。そして駅までは歩いて15分ほどの距離なので、その駅まで歩くあいだにも空は明るさを増していく。
 駅の近くから振り返って東の空を見ると、もう地平線のあたりの空は日の出を待ちかねて朝焼けの赤みが見られるまでになっていた。

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 蒼い空には、「明けの明星」がひときわ明るく輝いていて、この写真にもはっきり写っている。
 この火曜日の日記に載せた同じ時間に撮った写真よりも、ずいぶんと明るくなっているのがわかるだろう。
 今日は金曜日で明日、明後日とわたしも仕事は休みだから、次の月曜日にこの時間を駅に歩くときには、空はもっともっと明るくなっていることだろう。じっさい、わたしがこういう「黎明」の明るさを見ることができるのは、これからのわずかな期間でしかない。そのうちにもう、すっかり昼間と同じほどの明るさになってしまう。

 今日は仕事のあと、日比谷に出て映画『ナイトメア・アリー』を観る。上映時間も12時25分からで、仕事を終えてからちょうどいい時間だ。
 日比谷に出る前にコンビニでサンドイッチを買い、日比谷のシネコンビルの前の遊歩道のベンチにすわって食べる。今回サンドイッチを買ったのは、前に上野に行ったときにサンドイッチを買ったコンビニではないので、「サギドイッチ」ではなくちゃんとぎっしり具がはさまっている。
 シネコンのフロアに行って開場を待ち、窓から外を見ると、日比谷公園の緑が窓一面に拡がっているのが見られた。さすがに、日比谷公園は大きな公園だ。

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 映画が始まる。わたしは先日、この映画の1947年版の「Nightmare Alley」(邦題:『悪魔の往く町』)を観ていて、まあストーリーはだいたいわかっていて(ラストが違うことは知っていたが)、「どれだけの演出の差があるだろう」という気もちでも観ていたのだが、後半に主人公のブラッドリー・クーパーケイト・ブランシェットとが対峙する場面で「しびれ」てしまい、やはりギレルモ・デル・トロ監督はすごいと思い、買うつもりもなかったプログラムも買ってしまった。映画のことはまたあとで。

 映画が終わってもまだ3時で、電車で自宅駅に着いても4時半ぐらい。外で映画を観ても、このくらいの時間に帰って来れれば楽だ。いつも4時を目安に出してあげるニェネントくんの夕食時間からも、そこまでに遅れるわけでもない(でも、遅れてごめんね)。

 駅からの帰り道は「野良ネコ通り」を歩いたが、この日は久しぶりに「ミケ」に出会えた。このところ、「野良ネコ通り」では「ハナクロ」以外のネコの姿を見かけないでいたから、「ミケ」に出会えてうれしかった。

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 帰宅してニェネントくんに夕食を出してあげ、ひと息ついてから自分の食事の準備もする。
 先日買ってあった牛乳が賞味期限も迫っていたし、最近ジャガイモやニンジンとかを料理にずっと使わなくなっていたし、牛乳をいっぱい使って久々に「クリームシチュー」をつくった(まだまだブロッコリーのストックもあるので、もちろんブロッコリーも使用)。ちょっと小麦粉を入れてとろみをつけてやったら、かなり本格的なシチューに仕上がってしまい、とっても美味しかった。
 いい映画を観ておいしい夕食をとり、満足した一日になった。