ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2022-02-01(Tue)

 昨日みた夢を、少しだけ思い出した。その夢には、アーネスト・ボーグナイン(またはアーネスト・ボーグナインにクリソツな人物)が出てきたのだった。その他に2~3人の登場人物があったのだけれども、その誰一人としてわたしの見知った人物ではなかった。けっきょく、どんなストーリーだったかは思い出せないのだが、こうやって書いているとその夢の終わり近くに、ピンクの服を着て丸いからだと丸い顔をした、小柄な中年の女性が出てきたことは思い出した。

 今日は胸や腕の痛みはだいぶ軽くなった。明日は通院するので、どんな状態なのかはっきりすることだろう。
 天気も良くってけっこう暖かい日になった。仕事を終えての帰路の電車の中がガラ空きで、今までにこんなにガラ空きの電車に乗ったことはない。「COVID-19」が猛威をふるっているので、2月になったことを機会にみんな「テレワーク」に切り替えたり、それこそ不要不急の外出を控えた結果なのだろうか(帰宅してテレビでみた報道では、ついに東京都の病床使用率が50パーセントを超えたのだといっていた)。

 帰り道は「野良ネコ通り」の道をとったが、その「野良ネコ通り」へ入ってすぐの駐車場の奥に、「ミケ」がぐた~っと休んでいた。近寄って撮影したかったが駐車場は私有地で、「無関係な人の立ち入りを禁ずる」と書かれていたので、歩道からズームで撮影するにとどめた。う~ん、気もち良さそうに寝ているな。

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 さらに歩いて行き、今はただ茶色い土が拡がっているだけの畑のところで、その畑の奥にムクドリらしい鳥が一羽、ちょん、ちょんと跳ねているのが見えた。「ムクドリだろうか、それともハクセキレイとかだろうか?」と見つめてみると、その鳥が一羽なんだか二羽なんだかわからなくなった。「あれ?」と目を凝らすとしっかり一羽なのだが、普通に目をやると像が二重になり、重なった二羽の鳥のように見えるのだ。
 これはつまり「乱視」ゆえのことだろうけれども、自分の記憶では昨日まではこんなことはなかったと思うし(いや、そう思っているだけかもしれないが)、左目の白内障手術前もわたしは「乱視」だったとはいえ、ここまでにモノが二重に見えていたことはなかったと思う。
 ちょっとばかし「あらあら」という感じだけれども、まあまだ手術からそんなに日にちも経っていないし、目の状態がこれで「落ち着いた」ということでもないだろう。前よりもひどくなったとしても、まあメガネで矯正すりゃあいいわけなのだろうが。

 太陽も照って青空が拡がって、気温はそんなに低くはなさそうだけれども、風が強かった。特にわたしが通る跨線橋の上はそれこそ「吹きっさらし」で、思いっきり風を受ける。体感温度も低くなるし、とにかく、かぶっているニット帽が風で飛ばされないかと頭を押さえて橋を渡る。

 帰宅して、テレビで再放送の「カムカムエヴリバディ」を見る。深津絵里オダギリジョーの二人も無事に結婚し、始めた回転焼き屋も軌道に乗り、「ハッピーハッピー」という感じで、まあここまでくれば毎回見なくってもいいかな?というところまできた。

 読んでいたパトリシア・ハイスミスの『風に吹かれて』も読み終わり、とりあえず次はトマス・ハーディの短篇集『月下の惨劇』を読み始めた。この本は岩波文庫の「リクエスト復刊」というヤツで、1935年の初版第一刷の版をそのまま使ったもの。であるからして「この漢字、何て読むの?」という文字が続出する。だいたい、英語の人名や地名にカタカナをあてるにしても、「ハイァ・クロゥステァズ」とか「エラィヂァ・ニゥ」とか、「発音できないよ!」っていうのがいっぱい出てくる。まあ1935年に生きていなくってラッキーだったか。