ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2020-05-01(Fri)

 Stay Home25日目。体温は36.5度。ついに5月になったが、COVID-19をめぐる事態は好転したとはいいがたいだろう。というか、今の状態ではどのようになったら「事態が好転している」といえばいいのか、それこそ感染者がゼロになるのを待つつもりなのだろうか。とりあえず、「緊急事態」はあと一ヶ月ほどは延長されるらしい(はっきりしたことは5月4日に発表するとかいうことだが、遅すぎるのではないだろうか?)。

 ネットをみていると、いろいろとわたしも観たいような映画がネット経由で観ることが出来るようになっているようで、特に独自の配給網を持つミニシアター「Uplink」のサーヴィスは、Uplinkの支援にもなるので、やってみたいと思うようになった。それだったらパソコンとテレビをつないで、少しは大画面で観たいものだと、HDMI接続ケーブルを注文しようかと思ったりもする。
 そんなネットで読んだ話だが、現在の国や都による「自粛要請」を守らずに営業をつづける店、他県ナンバーの車、子ども連れで公園で遊ぶ家族などに対して、匿名で張り紙などで抗議する連中を「自粛警察」と呼ぶらしい。まあ日中戦争から太平洋戦争へと動いた当時の日本の「隣組」とか「大政翼賛会」みたいなもので、「日本人というのは変わらないものだね~」と、呆れてしまうのだ。そのうちに、わたしのこんな日記でも「非国民!」と攻撃されることになるかもしれないな。

 今日は、先日本屋で買った今村夏子の『木になった亜沙』を読み終え、そのあとは「なんでこんな本を持っているのだ?」という、『フューチャー・ライフ』という、ちょっとばかし分厚い本を読み始めた。この本は1981年に原書が刊行され、1984年暮れに翻訳刊行された本なのだが(いちおう、「みすず書房」である)、編者のミッシェル・サロモンという人がアメリカ、ヨーロッパの医療分野、生命科学分野などにたずさわる20人の学者と対談し、「はたして今(1980年当時)問題になっている医学的問題は、例えば21世紀には解決されているだろうか?」みたいなことから、さまざまな問題をあらわにしていくような本。そういう分野の学者などわたしは基本は無学で知らないのだけれども、コンラート・ローレンツ、ルネ・デュボス、ジャック・アタリの3人は知っていた。はたして、今のCOVID-19パンデミック下の世界にあって、40年前の科学者が「未来」をどのように考えていたのかを知るのは、とても興味深く思える。

 わたしは毎日のようにホットケーキを焼いているのだが、今日の焼き上がりがいちばんうまくいったようで、大変に美味であった。実は「焼き上がり具合」がいちばんきれいに焼けたのはさいしょに焼いた一枚で、そのあとは焼け具合としてはちょっと焦げたりしてダメ。今日のホットケーキも、おいしかったとはいえ、見た目はちょっとアレではあった。
 Stay Homeをつづけはじめて以来、こうやって間食ばかり取っているので、「ぜったいにぜい肉がつくことだろう」とは思っていて、それが意外といつまでも大丈夫そうだったのだが、今日になって、明らかに腹の肉がダブついているのがわかった。まあ間食しないことがいちばんなのだけれども、あんまり部屋にこもりっぱなしではなく、毎日それなりにお散歩とかをすることも大事なことだろう。

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