ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-09-25(Wed)

 ニェネントはこのところ、わたしが仕事から帰宅したあともずっと、和室の自分のお気に入りの場所にこもりっきりで、夕食を出してあげてようやくお出まし、という感じである。わたしにシャンプーされたのがそんなにいやな体験だったのか、わたしは嫌われてしまったのだろうかと思ってしまう。

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 それがこの夜、わたしがベッドで本を読んで、「そろそろ寝ようか」とあかりを消して目を閉じると、ベッドの横で「ドサッ」と何かがベッドに乗ってくる。目を開けると、わたしのすぐ横にニェネントの姿が見えた。
 ‥‥こういうのはもちろん、「遊んで!」とか「かまって!」というサインで、寒い時期から春にかけては毎夜のようにこうやってわたしのところに来ていたものだけれども、気温が上がって暑くなると、そういうこともまるでやらなくなってしまった。今夜は、ほんとに久しぶりのお出ましである。まだまだそんなに涼しいというわけでもないけれども、逆に「この頃そっけなくしてるから、たまには遊んでやろう」と、ニェネントの方からのサービスなのかもしれない。
 「おお、よく来たね!」とニェネントを抱き上げてわたしの胸の上にのせ、いろんな話をしながらニェネントの背中だとかしっぽの付け根、頭だとかあごの下だとか撫でまくってあげる。ニェネントは逆らわずに「ひゃ~ん!」とか、ネコとしては情けない声を上げてなくのだが、この「ひゃ~ん」というのはうれしいときのなき声なのだろうか。

 今日は夕方から、となりの柏駅の映画館に、『ブルーノート・レコード ジャズを越えて』というドキュメンタリー映画を観に行った。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』で60年代ポップスまみれになるのもよかったが、シリアスなジャズの世界に浸るのもまた楽し。
 今この映画館では『カーマイン・ストリート・ギター』というドキュメンタリーもやっているし、週末からは『メランコリック』という観たかった映画の公開も始まる。しばらくこの映画館に通いそうだ。