ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2019-02-07(Thu)

 夜中に目が覚めた。胸が重たいというか、胸の上に何か<重み>がかかっている。眼を開けて視線を下に向けると、ニェネントの胴体、後ろ姿が見えた。ちゃっちゃっとふとんを動かしてみても微動もしないでいて、どうやらわたしの胸の上ですっかり熟睡しているようだ。そのせいでわたしが「悪夢」に悩まされるというわけでもないのだけれども、眠っているわたしの胸の上に乗るニェネントの姿は、それこそフュースリの「夢魔」の絵を彷彿とさせるものかもしれない。

     

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フュースリ「夢魔

 ニェネントは、よその飼いネコのようにひとのひざに乗ってきたり、肩の上に飛び乗ってくることもなく、ちょっと愛想悪いというか、「ネコのかわいらしさ」をみせてくれないコだと思う気もちもあったのだけれども、こうやって今の季節、寝る前にはわたしとたっぷり遊んでくれるし、多少重たいとはいえ、わたしの上でこうやって眠っていたりする姿をみると、「よそのネコよりわたしになついてかわいいではないか」と思いもする。ただ、こういう「蜜月期間」はわたしが寝るときに掛け布団をかけている時期だけのことで、暖かくなって掛け布団がしまわれてしまうと、ニェネントはもう決してベッドの上にあがってこようとはしなくなるのだ。

 今日は市役所にまた行って、先週の手続きを完了させた。市役所の帰りに図書館に寄り借りていた本とCDを返却し、高橋源一郎の「日本文学盛衰史」と村田沙耶香の「しろいろの街の、その骨の体温を」とを借りる。自宅本をもっと読みたいので、もうあまり図書館本を借りたくはないのだが。
 夕食の準備もめんどうだし、どうせ明日は出かけることだし、帰り道にスーパーの「I」に寄って出来合いの弁当を買い、このごろ留守番してもらうことの多いニェネントくんに、好物の「かつおのたたき」をおみやげに買って帰った。