今日はついに、プリンターをセッティングする。まずはパソコンに、昨日届いたＣＤプレーヤーでプリンター起動ソフトをインストールするのだ。パソコンに接続したプレーヤーにソフトウェアディスクを放り込むと、ぴゃっと窓が開いて準備完了。準備段階はＯKである。
ここでわたしは、まずは開いた窓から「プリンターのドライバー」とかをパソコン側にコピーすればいいのだろうと思っていたのだが、インストールのアイコンをクリックすると、「パソコンとの接続方法を決めて下さい」とかいわれて、「無線ＬＡN接続」か、「有線ＬＡN接続」か、それとも「UＳＢ接続」にするのか決めろという。
わたしは今パソコンも無線ＬＡN接続してるので、それがいいと思って選択すると、当然、「プリンターの電源を入れておけ」などといわれる。しかも、「コレから先の作業は１０分以内に行うこと！」などという過酷なゲームが始まるのだ。あわててまだ輸送用のテープとか貼られたままのプリンターを持って来て、目に見えるところの輸送用テープをはがし、電源を入れる。すると、プリンターの内部で「ガリガリガリ！」という不気味な音が聞こえてくる。‥‥いけない。プリンターの上蓋を開けてみると、そこには輸送時にカートリッジケースが動かないように固定しておくテープが貼ったままだった。つまり、電源を入れると＜初期動作＞でカートリッジも左右に動こうとするわけだ。
これはもう、取説をよく読んで、プリンターをちゃんと初期状態まで立ち上げておかないと先に進めない。とても１０分以内に終わらせることは出来ないからいちどキャンセルだし、さっきの「ガリガリガリ！」という音が耳に残る。「まだ一度も使っていないうちに壊してしまったか？」との不安。
とにかくは先に進めようと、プリンターの準備を。輸送用テープを全部はがし、プリンターと同送されていたマニュアルでセッティングを進める。で、「インクカートリッジをセットする」というところで、マニュアルには＜[押]マークを「カチッ」と音がするまでしっかり押し込む＞と書いてあるのだが、その「カチッ」という音がしない。見た感じはしっかりと取り付けられたように思えるし、あまり強く押し込んで壊してしまってもタイヘンだ。とりあえずはコレでやってみようと先に進める。
このあともカートリッジからの「初期充填」が終わったのか終わってないのかよくわからない状態で、いちおう点いているランプはマニュアル通りなので先に進める。
さて、再び「無線ＬＡN接続」にトライ。ややっこしいこと言われたらイヤだなとは思っていたのだが、ただ放置していれば無線ＬＡNを自動検出してくれるらしいので放置。こういうのは楽である。
どうやら＜接続＞も無事に終わったらしいので、「さあどうかな？」と、紙をセットして、パソコン側でお気に入りのニェネントくんのポートレイトを呼び出して、「プリント」を選択。すぐにプリンターがガシャガシャ動き出し、なかなかの高速で（モノクロですからね）プリント完了。本日のミッション、無事完了である。
大したこともやってないけれどもどっぷりと疲労。夕食を「水炊き」でかんたんにすませ、「今夜はむかし録画した映画でも観てやろうか」という気になって、実に久しぶりに「ひかりＴV」のチューナーに電源を入れてみたら、コードが抜けていてうまく起動しなかったり、こちらもまた「ヴァージョンアップ」とかで時間がかかったり、また疲れてしまった。
先日亡くなられたブルーノ・ガンツを追悼して、ヴェンダーズの「アメリカの友人」を観ようと思って、冒頭のところを少し観たのだけれども、「疲れた、明日にしよう！」と、寝てしまうのだった。今日はわたしの誕生日だったというのに。
