ワニ狩り連絡帳2

前世のワニ狩りの楽しい思い出。ネコのニェネントとの暮らし。

2025-12-24(Wed)

 きのうの夕方、家の前から空の写真を撮ってみたが、黒い雲がまだらに拡がっていた。そのうちに雨になるのではないかと思っていたが、今日は朝から雨が降っていた。気温も上がらず、10℃にも届かなかったみたいだ。

     

 この日は昼食も夕食もきのうつくったカレーでの食事。「どうだろう」と思ってトマトをプラスして、またちょっと煮込んでみたのだが、味がマイルドになったというか辛さが緩和されてしまい、これはこれで食べられるけれども、ある程度辛いのが好きなわたしとしては、ちょびっと失敗だった。

 午後からは、朝ドラの『マッサン』の再放送が始まったのを見る。十年前に放映されていたときにはわたしも仕事に出ていたので、見るのは初めてのことになる。
 主題歌は中島みゆきが歌っているのだが、バックにバグパイプの音も聴こえるし、メロディに聴き覚えのあるスコットランドのトラディショナル・ソングからの影響を感じた。ああ、この曲は何だったのか。タイトルが思い出せない。
 その『マッサン』のヒロインのシャーロット・ケイト・フォックスは、今週から『ばけばけ』にも本格的に出演するようになっている。どちらも「国際結婚」の話だなあ。
 そのあと「Amazon Prime Video」で、エリア・カザン監督による、エミリアーノ・サパタを描いた伝記映画『革命児サパタ』を観た。脚本がジョン・スタインベックで、さすが文豪らしい重厚なセリフも楽しめた。

 ちょうど半年ぐらい前の朝ドラは『あんぱん』で、ヒロインののぶは「愛国教師」となっていて、児童らに「この戦争に勝つ!」と教えていた。一方の嵩はついに徴兵されて出征したが、そのときに「大日本婦人会」の人らが「立派にお国のためにつくすよう」と、万歳で送り出すのだった。全体主義国家のもと、思想統制の意味合いっを持っていたこの「大日本婦人会」は同調圧力のあらわれでもあり、厭戦気分を持つ人らを糾弾もしていた。
 見ている視聴者も、そんな「大日本婦人会」の行動を否定的に見ていたはずで、それはつい半年前のことだったのだが、今や某落語家が「高市首相を支持しないなんて、日本人?」というようなことを語り、これに多くの「いいね」が集まるようなことになってしまった。それはまさに「同調圧力」で、『あんぱん』で描かれた「大日本婦人会」と変わるものではないだろう。
 高市首相への支持率はあいもかわらず高く、こういう空気のなかで高市首相を非難すると批判・バッシングを受け、排除されることにもなる。
 例えば前の首相の石破氏やその前の岸田氏のときにはこ~んな現象はなかったわけで、右翼との親和性が強いと言われる高市首相ならでは、というところもあるのだろう。
 これは日本の社会が個人の独立よりも集団の統制を上位に考える伝統から引き継がれているのだろうし、その背後には右翼らの「反共主義」も大きな意味を持っている。そこで考えなければならないのは「旧・統一教会」の存在か。
 
 わたしは共産主義者ではないし、共産主義の「中央集権」や「プロレタリア独裁」という考えには承服しかねるわけだが、「共産主義」なんかよりもはるかに「反共主義」というものを忌み嫌うものである。反共主義は往々にして「ファシズム」と結びつく傾向があるし、「反共」の名のもとに独裁政治を行い、腐敗した国家の例はさまざまにあるだろう。
 はっきり言って、今の日本の空気はたしかに戦前の思想統制の頃を思わせるものがあり、わたしとしては今の「外国人排斥」の動きと共に、気になるところではある。