この日は、毎日服用している薬がなくなったので、内科クリニックへ行く。9時に診察開始で8時50分ぐらいにクリニックに着いたのだけれども、もう待合いのロビーはほぼ満員。今日はなんと、診察の順番がまわってくるまでに1時間半ぐらいかかってしまった。でもおかげで、持って行った今読んでいる本、『インターネットを武器にした<ゲリラ> 反グローバリズムとしてのサパティスタ運動』を読み終えることができた。
この本、いつごろ読み始めたんだろうと思ってこの日記で調べてみたら、先月今日のようにクリニックに行ったとき、やはり1時間待たされてしまい、そのときにこの本を読み始めていたのだということがわかった。もはや、このクリニックのロビーはわたしの「読書室」である。しかし、最近は一冊の本を読むのに毎回のように一ヶ月かかっているようで、読書ペースがめっちゃ遅くなっている。もっと読書時間を確保したい。
クリニックを出てそのあと、スーパーに買い物に行った。1房100円のバナナを買うつもりだったのだけれども、時間がちょっと遅くなっていたのでもう、100円のバナナは売り切れてしまっていて、ただ空っぽの段ボール箱が置かれているだけだった。以前もちょっと遅くにこのスーパーに来たとき、やはり100円のバナナは売り切れてしまっていた。このスーパーの人気商品か。しょうがないから198円のバナナ、なるだけ本数の多いのを選んで買った。
米の売り場をのぞいてみたけれども、やはりいちばん安くて3980円で、このところ変化はないみたいだ。
スーパーからの帰り道、電線にとまっている鳥を見つけ、ムクドリだろうとは思ったが、逆光でよくわからなかったし、胸のところが白くって、ひょっとしたらムクドリではないかもと、写真を撮ってみた。でも帰宅して写真を見たら、やっぱりムクドリだった。けっこうきれいに撮れた写真だし、ムクドリだって好きだから構わない。

このところ毎回チェックするツバメの巣、この日もいつもと同じように、ツバメの頭がちょびっとのぞいて見えるだけだった。もう雛は孵化しているのだろうか?

ニュースで、「日本学術会議を特殊法人化する法案」が、衆議院本会議で賛成多数で可決されたということ。この件は菅元首相が当時、日本学術会議会員候補者の6人の任命拒否したときに表面化し、今回「学術会議を法人化し独立性・自律性を高める」としたわけだが、学術会議側は「自主性・独立性に関する懸念が払拭されていない」としてこの法案に反対している。
「国の機関でありながら政府に反する意見を表明するのはおかしい」との意見があるようだが、この意見で言っているのは「政府」イコール「自民・公明政権」ということで、この政府というものが「恒久的」なものだという前提で語っているようだけれども、以前に当時の民主党が政権を担ったこともあったわけで、恒久不変なものではない。また、「日本学術会議」は「人文・社会科学から生命科学、理学・工学にわたる全分野の科学者」によって構成される組織であって、政治的判断も持ち得る組織だろう。そしてその会員らの政治的、宗教的立場は基本的に問われることはないはずであろうし、それぞれの会員が自民党員だろうが共産党員だろうが、そのことで批判される謂れはないはずである。
ここで「日本学術会議」を批判する動きは、アメリカでトランプ大統領がハーヴァード大学への助成金を凍結するのと同質のものではないのか。トランプ論法を日本に当てはめれば「国立大学なのに政府を批判するような授業が行われているのはおかしい」ということになり、そう考えれば「国の機関でありながら政府に反する意見を表明するのはおかしい」という意見と同じではないのか、ということになる。「学問の自主性・独立性」は、無条件に保証されるべきであろう。
そのトランプ大統領は、中国との「関税戦争」であっさりと対中国関税を大幅に引き下げ、残された関税に関しても90日間停止すると発表した。トランプの好きな「ディール」でいえば、トランプはみごとディールで中国に敗れた格好だ。おかげで世界の株価は大きく持ち直したみたいだし、ホッとしているアメリカ国民も多いだろう。
トランプは、今週末にも中国の習主席と電話会談を行いたいと語っているようだが、彼は以前に「習主席と電話で話をした」とフェイクを語っていたわけで、何か習主席と会談することが自分の大きなステータスだと思い込んでいるフシがある。
今回のトランプの大幅な譲歩、後退をふまえて、中国では「トランプと話す必要などない」という空気も拡がっていることだろう。おそらくこれからも、トランプは習主席に無視されつづけることだろうし、それは彼の威信の大きな低下となるだろう。