今日は三ヶ月に一回の、国分寺の「てんかんクリニック」の予約の日。約2時間かけて電車で出かける、わたしには普段いちばんの遠出の日である。朝の10時の予約なので、8時前には家を出る。ニェネントくんには、出かけるまえに「お留守番おねがいね」と「ちゅ~る」をごちそうしてあげる。
時間的に通勤のラッシュアワーの時間なのだけれども、ウチの駅は始発出発駅の次の駅なので、さほど混み合っていなくって楽に座ることができる。
わたしは途中で武蔵野線に乗り換えて、東京のまわりをぐるっと周回して国分寺に行く。武蔵野線も混んでいなくって座れるのだが、乗り換えのときにはけっこうな人たちの群れのなかに混じって歩くことになり、わたし的には普段にないストレスではある。
車中では持参した本を読み進め、ちょっとした「読書室」という感じ。以前通勤していたときは、通勤の電車のなかでずいぶんと本を読み進められたものだったが、どうも自宅ではまわりのことにいろいろと気を取られて、電車のなかのように読書に集中できない。
9時半ぐらいに国分寺駅に到着し、改札を出ようとしたらまちがえて西武線への乗り換え改札を通過してしまい、そこから外に出ようとしたら、改札口が「ピンポ~ン」と鳴って閉ざされてしまった。そこで自分のまちがいに気づき、駅員さんのいるスペースへ入る。そのときわたしと並んで改札を出ようとしていた年配のご婦人もやはり改札が閉じられてしまわれ、わたしといっしょのように駅員さんのところへ歩く。わたしは「同じまちがいをしちゃいましたね」と、ご婦人に声をかけた。ご婦人はにっこりされて「ええ」と返答された。
わたしは「知らない人」のことは内心では怖いのだが、こうやって「知らない人」に声をかけてなごやかな空気になると、気もちが明るくなれる。
国分寺の駅は没個性的というか、東京あたりのちょっと大きな駅のどこもとあまり変わりがないという印象。改札を出ると北口と南具とを連絡する通路があって、どの駅前にもあるような店が並んでいるだけだ。


クリニックに10時ちょっと前に到着し、あまり待たずに先生の問診。先生が「仕事はどうされてますか」と聞かれるので、「やはり仕事を探しても見つからず、働いていないのですが、心配ではあります」と答えると、先生は「だいじょうぶですよ。あなたはまだ若いんだから」とおっしゃられ、もう若くなどないのだけれども、先生にそう言われるとただのなぐさめとも思うけれども、気分がスッと楽になる気がする。先生に「ありがとうございます」と言って診察室を出る。
この日は問診の待ち時間もあまりなかったし、調剤薬局でもすぐに順番になり、薬局を出たときはまだ10時20分ぐらいだった。今までで「最短」だったと思う。前なんかクリニックの問診でも薬局でも待たされて、すべて終わったときには11時半にもなったものだった。「これなら、ウチに帰ってからの昼食でもそんなに遅くはならないだろう」と思った。
駅のそばでちょっと買い物をして帰路について、12時ちょっと前にはもう自宅駅に着いた。午後からスーパーに買い物に行こうかと考えていたので、このままスーパーに寄り道して帰ることにした。ついでだから「歩いたことのない道を歩いてみよう」と、スマホのグーグルマップをたよりに、住宅地のなかを歩いて、いつものスーパーまで歩いた。
このあたりもやはり道がくねくねと曲がりくねっていて、グーグルマップがなかったら迷ってしまったことだろう。
やはりけっこう高低差のある土地で、小高くなったところに緑地が残っていたりするし、坂道も多かった。歩いているとアゲハチョウに何度か出会い、「ウチのあたりでは最近アゲハチョウの姿は見ないけど、このあたりはアゲハチョウの群生地なのか」などと思ったりした。

意外と早くにスーパーに到着して買い物をすませたが、帰宅してもすぐに昼食にしたいと思い、「ツナたまごサンド」とかを買ってしまった。「すぐに昼食にしたい」というより、「たまごサンドが食べたかった」というだけだったけれども。
帰宅すると1時ちょっと前だった。買った「ツナたまごサンド」で昼食にして、まずは録画してあったこの日の朝ドラ『あんぱん』と『カムカムエヴリバディ』をつづけて見て、そのあと『地球ドラマチック』、前回見た「驚異!深い海のモンスター」の後編、「巨大生物たち」を見た。
前回の前編はCG画像ばっかりでがっかりし、この後編も同じだろうかと思いながら見たのだが、まずはイギリスの博物館の所蔵している、全長13メートルの「ダイオウイカ」の標本の紹介から。「生きたダイオウイカの映像はまだ撮られていない」と語られていたが、このあとに日本で深海のダイオウイカの生きた映像が撮影されたわけだ。
この回もCG画像満載で、「やっぱりね」とは思ったのだけれども、「ダイオウグソクムシ」の標本と、わずかたけれども海底の現物の映像も紹介されたので、まあいいや。
ニュースをみていたら、またトランプ氏のことだけれども、彼は「日本ではアメリカ車の検査に上からボウリングの球を落として、ボディがへこんだら不合格なのだ」と語ったということで、また笑かしてもらった。「反知性」というか「No知性」というか。