今日もいい天気。この日はニェネントくんを地元の動物病院に「健康診断」を受けに連れて行くことにした。今のところニェネントくんは「元気・健康」にみえるけれども14歳の「おばちゃん」だし、もう長いこと「健康診断」を受けていない。以前は2年前に手術を受けた動物病院まで電車に乗って連れて行ったけれども、遠いし、正直言って検診費用も家計を圧迫するので、地元の動物病院でもいいだろうということにしたのだ。
ニェネントくんが動物病院に行くのは今年の1月以来のこと(そのときは眼に炎症が出たのだった)。久しぶりにペットキャリーに入ってもらって家を出た。ペットキャリーを下げて外を歩くと、やはりニェネントくんは不安でにゃーにゃーと啼きつづける。
空気はひやっとして、気が引き締まる感じで心地いい。ニェネントくんには寒いだろうか?
いつも渡るJRを越える跨線橋にあがると、遠くビルのあいだに富士山のきれいな姿が見えた。最近雨も降って空気がきれいなせいだろうか、とってもクリアに鮮明な山の姿が見られた。このあたりからこれだけきれいに富士山が見られるのも、年に何度もないことだろうと思う。今月の初めまではまだ山頂にも冠雪がなく、観測史上もっとも遅い冠雪だとニュースにもなっていたんだけれども、さすがに今は裾野の方まで雪で真っ白に見える。
せっかくの眺めだからと、ちょっとニェネントくんのペットキャリーを下ろしてカメラを出し、そんな富士山のすがたを撮影した。「千葉県で撮影したとは思えない」のではないだろうかと、ちょっと自賛。
動物病院到着。受付で「今日は健康診断を受けたいのです」と話したが、どうやらこの病院では「健康診断」はほとんど「血液検査」だけ、みたいだった。さすがに「レントゲン検査」とかはなし。
この日の担当医さんはちょっとパンク町田に似た、小太りの男の先生。わたしはもう少し聴診とか触診とかされるのかと思っていたけれども、ほんとうに「血液検査」だけで、ニェネントくんにエリザベスカラーをかぶせて、後ろ足を押さえつけて採血する。先生に「なでてあげていて下さい」といわれたのでニェネントくんに「大丈夫だからね」と頭をなでてあげていたのだけれども、後ろ足を押さえつけられたのを嫌がって啼く。それでなでていたわたしの手に思いっきり噛みついてきたのだった。
これがやはりめっちゃ痛かったし、「流血の惨事」になってしまった。血が床にも落ちる。ハンカチは出血で真っ赤に染まり、もらったバンドエイドで巻いてなんとか止血。先生に「凶暴ですね」といわれたが、そう、ニェネントは札付きの「凶暴ネコ」なのです(むかし別の動物病院で「凶暴だから」と診察を拒否されたことがあるのだ)。
とにかくは採血されてそれだけでこの日の「健康診断」はおしまい。結果は一週間ぐらいで電話で知らせてくれるらしいが、う~ん、やはり費用はかかっても、手術を受けた動物病院で「レントゲン検査」とか「超音波検査」まで受けた方がわたしとしては納得、安心できたかな。ま、手術を受けた病院ならそこまでやってくれるだろうけれども、今行けば「何で今まで来なかったんですか?」っていわれてしまうだろう(手術をしたのだから、「半年ごとに検査に通院してください」といわれていたのだが、1年後にいちど行ったっきりになっている)。
動物病院から帰宅して、ニェネントくんに「お疲れさま」とちゅ~るを出してあげる。わたしとしては「飼い主の手を噛んだ」ことを怒りたい気もちもあるのだが、とにかくは「健康」であってちょうだいね。
ウチでネットのニュースを閲覧していると、ウチの近くの住所で昨日の午後、数件の家屋が焼けた火事があったというニュース。「精肉店から出火」と書いてあったけれども、精肉店といえばウチから北のスーパーへ行く道沿い、ウチから歩いて数分のあたりだな。今どき「精肉店」というのもそんなにあちこちにあるものではないし、きっとあそこの精肉店だろうとは思う。まあ次に買い物に行くときにどうだかわかることだろう。
昨日までの大相撲の結果を受けて来場所の番付け予測が書かれたサイトがあり、そこでは玉正鳳は新入幕するものとされていた。やはりオフィシャルなものではなくっても、こうやって文字にされるとうれしいものだ(他のサイトでは「ギリギリ入幕できないのではないか」と予想したものもあったが、わたしは信用しないのだ)。