今日はまた月曜日なので、「ふるさと公園」方面へとお散歩の朝。早朝には雨が降っていたが、出かけようとするときには止んでいた。でも用心のために傘を持って出たが。
「ふるさと公園」のコブハクチョウの雛は、やはり今年は１羽だけだったようだ。一方の親鳥が雛といっしょに泳いでいるあいだ、もう１羽の親鳥は巣に残っていて、しきりに周囲の枯れ草などをくわえて巣に持ち込み、巣の補強をしているようだった。まだ雛も幼いので、泳ぎ疲れたり眠るときなどは巣に戻るのだろう。
でももう孵化してから２週間は経っているはずで、親鳥と泳ぐ雛の動きはもうずいぶんとしっかりしていた。
今年の雛は「ひとりっ子」、しっかりと元気に成長してほしい。
駅のそばのスーパーに立ち寄って、インスタントコーヒーを買おうとしたのだが、同じメーカーのものが60グラムのものと90グラムのものとが売られていて、60グラムのが498円、90グラムのが798円だった。はたしてどちらが格安でしょう？って感じだが、60グラムの方が若干安いことがわかる。「大きい方がお買い得だろう」と、危うく90グラムの方を買いそうになったが。
帰り道、この日はネコには１匹も出会うことはなかった。
夕方から外ではちょっと強い雨も降り始めたけれども、この日は一日気温も上がらずに涼しい一日だった。予報では明日は天気も良く、暑くなるらしい。
先日からにわかに、芸能プロダクションのジャニーズ事務所の創業者、故ジャニー喜多川氏による十代男性所属タレントへの性加害問題がクロースアップされている。これはイギリスBBCがこの件を告発したドキュメンタリーを放送したことに端を発しているらしいが、ま、ジャニー喜多川という人物が「ヤバい」ということはずっと昔から噂されていたことではある。
しかし先日はNHKもニュースでこのことを取り上げ、かつて被害にあったタレントの記者会見も放送した。「NHKが！」と思ったが、いろんなプロダクションとのしがらみの弱いNHKだからこそ出来た取材だったのだろう。それ以降民放もこの件を取り上げるようになっていたが、今朝のテレビでその現ジャニーズ事務所の社長が謝罪した動画が放映されていた。自社サイトに掲載されていたものらしいが、「何よりもまず、被害を訴えられている方々に対して深く、深くおわび申し上げます」と語りはしたものの、「第三者委員会による調査」などは行わないとしたようだ。
これはジャニー喜多川がすでに死亡している以上、これ以上の真相解明は困難だということらしいが、こういう語り口は去年、安倍元首相が殺害されたあとに「旧：統一教会」との関係が疑われたとき、岸田首相が「当人が亡くなられている今、これ以上の解明は難しい」と調査を放棄したときの言葉にそっくりである。
とにもかくにも、タレント事務所の代表が自分の地位を利用して未成年の男性らを凌辱し続けていたというのは「前代未聞」であるし、その被害者は百人を超えるとも言われており、これは世界史的にも今までに例のない「性犯罪」だったのではないだろうか（この犯罪は「おさわり」程度のソフトなものではなく、被害者が出血するほどのハードコアなものであったという。完全に「暴行傷害」で有罪である）。
そういうことが行われていることが、ある程度知る人も多かったということは、ジャニーズ事務所という組織もそのことを知りながら黙認していたのだろうし、「事件」として立件もされなかったということは、この事実を隠ぺいする影の圧力が存在していたことをうかがわせられる。
この日は「Amazon Prime Video」で、またキアロスタミ監督の作品『桜桃の味』を観た。これまた「ひねった」作品で、どう捉えたらいいのか迷うところもあった。
キアロスタミ監督の作品は、あと３本ぐらい「Amazon Prime Video」で観ることが出来るので、この際観てしまおう。
